IWGP王者棚橋が海外防衛戦を凍結
2012年08月11日 18時00分
新日本プロレスのIWGPヘビー級王者・棚橋弘至(35)が熱望していた海外防衛戦の凍結を宣言した。次期IWGP挑戦者にはノア副社長の丸藤正道(32)を最有力候補に挙げ、不動のエースは国内での充実を図る決意だ。
「G1クライマックス」5日の大阪大会で丸藤に敗れ、外敵に大きな勝ち点を与え、エースとして犯した“失態”は簡単には忘れられなかった。
棚橋は「この悔しさを切り替えるんじゃなく、あえて引きずる。引きずり続けてモチベーションにする。ネチッこいですから。俺、女だったら大変ですよ」と、独特な言い回しでIWGP戦でのリベンジを見据えた。
そのために野望も捨てた。棚橋は22日から始まるメキシコ・CMLL遠征中に当地での防衛戦を画策していた。実現すれば、IWGPの歴史に新たな1ページを刻んだが、棚橋は「もう考えてない。この前は山形(7・22)を攻めて今日は仙台。国内をもっとね。(丸藤は)新日本でやってる方が一プレーヤーに戻ってる。副社長の肩書とか重いんじゃない!?」。メキシコよりも日本での防衛戦を選んだのも、丸藤戦をにらんでのことだ。敗戦をバネに、棚橋は残る夏の連戦を全力で駆け抜ける。
<ディック東郷のワールドツアー第20戦>決して忘れられないパチューカ大会
グレート小鹿「復興プロレス」開催へ
全日BUSHIが新日へレンタル
安否気遣われていた田上無事だった
ドラゲーKOG決勝戦は戸澤VS堀口
CIMAが戸澤狩りに弾み