Daily Masando は、私の活動記を日記イメージにて適時掲載しています。
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■ 五輪報道 |
Date: 2012-08-01 (Wed) |
講演会報告の前に、ロンドンオリンピックのマスコミ報道の進歩なしが目立ちます。
自分勝手な日本選手金メダル皮算用が見事に外れ、番組構成に苦慮しているさまが哀れです。
程度の低い民放に放映権を分譲した、レベル低下の影響だと思いました。
さて、そのひとつが昨日の男子200mバタフライの惨敗です。
この銅メダルを賛美する素人報道には、度し難い日本マスコミの前途多難を確信しています。
松田選手は、アテネ、北京、ロンドンと3連続で金メダルを取れる逸才だったことは8年前のアテネ大会の時に予言しました。
日本水泳史上、体格、性格、持久力が群を抜いていたからです。
足りないものは唯一、指導者だけだったのです。
田舎のおばちゃんコーチは、少なくともアテネ大会で、この種目予選落ちした時点で、辞めるべきでした。
ついでに出場した400m自由形で、決勝進出したものの最下位に終わったことも、その前兆でした。良い指導者が付いていればこの日本人(アジア人)に鬼門のような種目も、優勝できたでしょう。
これは4年後の北京大会で、韓国のパク選手が実現しました。
かれは、体格、素質が松田選手と瓜二つです。
アジア人として184cmの体格は不足なしです。
それにしても今大会の各国選手の大型化には、めざましいいものがあります。
前大会までは、2m級(190cm超)の選手が主流でした。
それが今回はとうとう2m超級の選手が出始めました。
さしものパク選手も198cmの中国選手には、失格事件というアクシデントもあって負けてしまいましたが、
800mリレーで日本が予選敗退(8位とコンマ秒差)したのは明らかに体格負けです。
何しろ2m級の外人勢に対して、日本チームの半分が160cm台という日本人の平均身長以下の選手で占められていたからです。
頭の位置は先行してしていても、腕の長さで負けてしまいました。
これは不可抗力です。
返す返すも、松田の銅メダルが情けなく思えてきます。
才能ある素材をサポートすることができない指導者は、さっさと去るべきでした。
九州の田舎から出てきたとか、子供用露天プールで練習したとか、
母親替わりのコーチと二人三脚なんてのは、美談ではなく恥のエピソードなのです。
■ 様々な講演会 |
Date: 2012-07-22 (Sun) |
6月の株主総会に続いて、今月は講演会に多々参加してきました。
まず前半には、敬愛する武田邦彦先生が伊勢市といなべ市で同日連続講演をする会に、いなべ市北勢町会場での開催に協力しながら、参加しました。
また、一昨日は名古屋の吹上ホールで2日連続の、証券会社主催の政経セミナーが多数開催されたので、その中で田中秀征氏と手嶋龍一氏の講演を聞きました。
そして、昨日午前の手嶋講演会に続いて午後から、地下鉄隣駅にある昭和区役所で近藤昭一前環境副大臣(昭ちゃんと読んだほうがいいかな)と菅直人前総理(これも菅さんですね)の原発とエネルギー政策を語る講演会に参加してきました。
これから各講演会の模様を書き込みたいと思います。
■ 株主総会U |
Date: 2012-07-05 (Thu) |
次は中部電力です。その前に下の近鉄の総会での株主からの質問で、「会社は誰のものか?」という質問をした人がいました。
議長である社長は、常識的には1に株主、2に社員、3にお客様というべきだろうが、公共交通を担う近鉄の社長個人の考えでは沿線地域社会の所有物であると考えている。その精神の基には武士道がある、と答えて会場から拍手喝采を浴びていました。
実は私は27日の中電株主総会を1日間違えて、26日に出かけてしまいました。地下鉄新栄で地上に出ても、何の道標もありません。会場近の警官も、シュフレヒコールもなくそこで間違いに気がつきました。これは全くの自分の勘違いだったのですが、実は前日の25日、中電の桑名営業所で、組合の事務手続きをした際に、相手の窓口所員に、「あすの御社の株主総会に行きますよ。」と告げたところ、その担当者(女性)は「あらそうですか、私は株主総会がいつあるかなんて考えたことありません。」と答えたのです。
このことからも、中電がオーナーたる株主をどう考えているかが推測できます。“勇将の下に弱卒無し”末端のレベルは同時にトップの姿勢も表しています。
さて昨年と同じく、中電の無謬性を喧伝するだけの事業報告と、続く議案でしたが、今年は東電や関電でもみられた、反原発株主による「脱原発」を定款に盛り込もうとする議案が複数提案されていましたが、その脱原発の代替案が、太陽光や風力などの再生エネルギー発電では、一笑に付されて否決されました。
中電側の意見書にはいずれの議案に対しても同文で「エネルギー資源の乏しいわが国において、化石燃料価格の高騰や地球温暖化という課題に対処しつつ、将来にわたり安定的にエネルギーを確保していくためには、安全の確保と地域の信頼を最優先に、原子力を引き続き重要な電源として活用することが不可欠であると考えております。、、、」から始まっていました。
この前文の中に問題解決のキーワードがあることになぜ誰も気づかないのでしょうかね。
まず、ホントは寒冷化に向かっている地球を、温暖化していると大嘘をすり込んだ原発利権勢力を論破することが第1で、地球温暖化を防ぐために火力発電を減らしていくことの愚かさを指摘すること。
無害のCO2と猛毒の放射性物質とどちらが危険か比べること自体愚かです。
一番安価で安定したエネルギー源は19世紀も21世紀も石炭なのですよ。
広大な豪州で露天掘りで産する石炭は、ホルムズ海峡もマラッカ海峡も通ることなく、ダイレクトに伊勢湾木曽岬沖に到達します。
中電と愛知三重両県が最優先でやらなければならないことは、メガソーラーではなく、高効率メガフロート石炭火力発電所を木曽岬干拓地に建設することです。
これが、まず第1に私が総会で挙手の上で最初の株主として提言した内容です。
次に、化石燃料の高騰と言われるが、一体御社はLNGを国際価格の5倍から10倍で買わされているのではないか。価格改定の交渉を真面目にやっているのか。半値でもまだ高い。輸入価格さえ国際価格になれば、原発のネット価格より安い発電価格になるはずである。
アヤヤ,オヨヨという状態が中電の回答でした。
後の質問者は、昨年と同じことを念仏のようにつぶやく反原発オタク株主ばかりでした。
もっとも、彼らをクレーマーとは呼べませんね。れっきとした株主様(オーナー)なのですから。議長は会長さんでしたが慇懃に答えていました。
■ 株主総会 |
Date: 2012-07-04 (Wed) |
6月は日本の大企業の株主総会の季節です。
2箇所の大企業の株主総会に出席してきました。
ひとつは10年ぶりに出席した近畿日本鉄道、もうひとつは昨年に引き続いて出席した中部電力です。
まず近鉄ですが、平成13年に当時の近鉄北勢線が廃止を宣言したことから、近鉄の経営に関して提言する目的で株主になりました。
我が国第1位の民鉄も、手を伸ばしすぎた異業種への参入で赤字に苦しんでいました。
そして、本業の鉄道事業で北勢線の廃止を議案に載せたのでした。
私は、前列に座って発言の機会を得て、「鉄道経営をルーツとする近鉄が、ホテルや、劇団、プロ野球球団、リゾート施設(スペイン村)などのリストラの前に、本業の鉄路を廃線にすることはいかがなものか」と問いました。
いかに、養子といえどもれっきとした沿線地域の血と汗と涙の詰まった鉄路なのだと。
その廃止の前に、近鉄球団やパルケエスパーニャを整理すべきだと。
この真正面からの正論には、社長といえども反論できませんでした。続いて翌年の株主総会では近鉄は球団を手放すことを発表しました。スペイン村については、私のアウトレットモールの併設による経営改善策をマーケティングした結果、名古屋、大阪圏のいずれも商圏範囲の外にあることが判明して不可能だと回答しました。
それはすなわち、リゾートレジャー施設としても攻勢終末点を超えているということですねという、厳しい再質問に、その通りでしたと答えるしかなかったのです。
14年6月の株主総会前の北勢線の状況は正に剣ヶ峰でしたが、以後急速に、経営移行する三岐鉄道に有利なように傾いていったのでした。
今年の出席の目的は、10年前と同じメカニズムで存廃の危機にある近鉄内部八王子線の状況を確かめるためと、その存続に助言を呈するためです。
短中距離地方鉄道は、LRT化する以外に蘇生できる道はないことを、具体的に方法論を挙げて、提言しました。
その底流には、富山ライトレールの成功と、昨年11月の地方鉄道サミット、そして今年2月のシリコンバレーVTAの視察が流れていました。
■ 去りゆく先輩 |
Date: 2012-06-19 (Tue) |
今日の中日新聞に元桑名市議会副議長古川興秀さんの逝去が報じられていました。
既に昨夜通夜を済ませ、今日が告別式であると。
当然、そして慌てて飛んで行きました。
17年前、初めて市議に当選した私に会派へ入ることを勧めてくれたベテラン議員、当時の副議長でした。
跳ね返りの強い1年生議員の私は、腹に抱えた爆弾みたいなものだったでしょう。
その年、台湾と与那国の海峡にミサイルを打ち込んできた中国に対して、親善視察をするという桑名市議会(三重県市議会議長会)に派遣中止を提言した私に、ときの議長山本勝現県会議員は発言停止を命じました。
現在の自民党県会議員からは想像もできない、左翼の親中国派だったのでしょう。
私を守ることができなかった古川さんは、それから8年経った市議会議員選挙に、私からの要請など皆無だったのにもかかわらず、
選挙事務所に詰めかけて下さり、おかげで上位で当選することができた思い出が大きいのです。
ずっとあの発言停止動議事件を忘れなかったのだと思います。
もし、私がまだ現職で、古川さんも重鎮として存在されていたなら、桑名市議会の「がれき受け入れ反対」と「大飯原発再稼働反対」の国県への意見書提出は実現していたはずです。
■ 去りゆくサムライ |
Date: 2012-06-09 (Sat) |
日本陸上選手権で、400m障害の為末大が、転倒に依る予選敗退で選手生活に別れを告げた。
190cmクラスが常識の400m障害で170cmに満たない日本人選手としても短躯の為末が成し遂げたこれまでの偉業は、まさに人間国宝といってもよいものだった。
2001年の世界選手権での銅メダルは、私も期待と確信をもって
予想していた。記録も予想と0,01秒しか違っていなかった。
リアルタイムでそれを見れた幸運は、2度目の銅メダルが雨で伸びに伸びた決勝を、つい眠って見れなかった後悔と、今回の彼の最後の勇姿を、たとえ転倒しても見て差し上げられなかった無念の気持ちを複雑に感じている。
今日2人の人から電話をもらった。勇者の引退感慨に浸る自分に、
再起を促すものだ。
それにしても為末がこの日本選手権の直前、サンデル教授のトーク番組で発言していた賢明な知性を思うとき、彼こそ、中央政界に再起してもらいたいと思う。
■ リコール公開質問報告 |
Date: 2012-04-02 (Mon) |
3月20日に桑名市長リコールの会伊藤昇一会長以下4人の解職請求者に、
「三重県桑名市長解職請求に関する奇迂回質問」状を発信しました。
4人に郵送と桑名記者クラブに桑名市広報課を通じて投げ込みしてもらいましたから、桑名市議会事務局を通じて議員全員、つまり解職請求者の小川まみ議員にはダブって発信されたことになります。
返答期限は3月末日でしたが、本日に至っても回答はありません。
署名を求めた市民が、署名に応じた庶民からの質問に答えられなかったのです。
次に質問内容を明らかにします。
まず1、解職請求署名はどれだけ集まったのか。
なぜそれを選挙管理委員会に提出しなかったのか?
3万7900人の署名が集まった時点でそれを委員会に提出すればそれでよいだけです。わざわざそこから2千人弱を引いて規定数に不足させたのは何故か?
答えがなかったのは、とてもと移出できなかった、巷で囁かれているように、大幅に足らなかったということを沈黙のイエスで答えたということになります。
2、それではその収集活動をなぜ年末年始に行い、締め切りを1月20日(金)という平日に設定したのか?
これは、最初から集める気がなかったのか、アホなのかどちらかです。署名どころではない市民の年中でもっとも忙しく、煩わされたくない年末年始で、金曜日に締め切れば、最後の土日の追い込みが出来ません。最初からリコール成立を目的としていなかった、署名集めを目的としていたということにも、沈黙のイエスで答えました。
3、署名名簿(データ)はどこにあるのか?
これは、3日ほど前にマスコミ各社に報道されましたが、2年前の名古屋市議会リコール署名簿が議員の選挙に使われたということです。
リコールの会は処分したといいますが、マスコミや受任者のだれも 立ち会っていません。現職の市会議員が請求者にいるのだから、彼らが秘蔵していると考えるには自然ですし、これにも沈黙はイエスですね。
4、リコールすべきは桑名市議会ではないのか?
住民投票というものは、本来代議制民主主義を取っている我が国の政治で、議会がその機能を果たさないから、直接住民でそれを決めようとするものです。
悪いのは市長でもあり、それをチェックできなかった議会でもある訳ですから、この際議会もリコールすべきではありませんか?現職市議会議員さん。
現に昨年、静岡県川根本町では町長と町議会の両方をリコールしましたよ、と実際に成立したことを示して質問しました。
解答しない(出来ない)ということは「あなたの仰るとおりです。」ということですね。
善良無垢な桑名市民を自分の利益のために利用した罪は倫理的にも深いものがあります。
■ フィギアスケート雑感 |
Date: 2012-03-31 (Sat) |
公開質問詳細の前に、またスポーツ関連に戻ってしまいます。
まだ、ショートプログラムの終了段階ですが、女子の村上佳菜子の成長を著しく感じました。
本人もマスコミに述べているように「ドラマのある曲の方が得意だと思う」というのは当たっていますね。
バッハのシャコンヌで始まり、コレルリのラフォリアで終わるヴァイオリン演奏曲がとてもフィットしていました。
日本人選手が好んで使う、ジブリアニメ曲も作曲は久石譲だから、
彼の幼少の頃のヴァイオリンレッスンで叩き込まれた、その旋律が色濃く影響しています。
自分のローティーン時代を思い浮かべて、ラフォリアを得意としてシャコンヌにあこがれた感傷に浸りました。
今休息中の安藤美姫こそ、リズミックな曲じゃなくてオーソドックスなメロディアスな曲で踊ってもらいたいものです。
シェヘラザードなどキムヨナより美姫が踊るべき曲でしたね。
■ 桑名市長リコールに関する公開質問 |
Date: 2012-03-21 (Wed) |
3月20日付けで桑名市長リコールの会会長伊藤昇一氏以下、
現職桑名市議会議員を含む、桑名市長解職請求代表者4名に、公開質問状を郵送し、
同時に桑名市記者クラブ各社にその質問状を提示しました。
私は、1学年下の四日市高校同窓生から依頼を受けて、その住民投票を求める文書に署名しました。
ところが、その署名を桑名市選挙管理委員会に提出期限の1月25日の2日前に、
「規定有権者の3分の1を超える署名が集まったが、リコールの会内部で精査したところ、脱字・押印モレ等の不備が認められたものを自主的にカットしたところ、
わずかに規定数を下回ったため、選管には提出しない」という記事が報道されました。
単なる署名名簿収集に終わったことなので、私を誘った受任者の後輩に、私の家族名の署名用紙を返還してくれるように頼みました。
その後輩が、リコールの会事務所を訪れたところ、翌日にもかかわらず、事務所はもぬけの殻だったということでいた。
2ヵ月後の今日、公開質問に踏み切ったのは、私の受任者と、私の後の受任者にも仲間になってもらって「リコールの会の真意を問う会」を結成して真実を知ろうとするものです。
両知人の署名・受任のネットワークにも入会をお願いしました。
結果として、四日市高校の同窓生に収斂しそうです。
クールな(つまり水臭い)四高生が政治的に活動することは極めて珍しいことです。
昨日20日が祝日だったため、記者クラブには今日提出しました。
幹事社の毎日新聞が、召集を断った(不思議ですね)ので個別に報告したところ、偶然桑名に来ていた朝日新聞だけ20日に手渡しできたので、本日記事になりました。
内容はあらためてお知らせします。
■ シリコンバレー定点視察 |
Date: 2012-03-08 (Thu) |
やっと本来のデイリーに戻ります。
先月7日から15日まで、10年間隔で北米のLRT事情を視察してきました。
昨年11月の「地方鉄道サミットon北勢線」で近畿車輛の南井チーフデザイナーが講演で発表してくれた、
北米のLRT最新情報をこの目で確かめるためでもありました。
10年前の訪問先、サンフランシスコとサンディエゴは省いて、
オレゴン州のポートランドを新たに訪問しました。
一泊では惜しい、魅力的で興味ある都市経営をしていた街でした。
さしものシリコンバレーにも不景気の波は押し寄せており、
ありがたいことにホテル代金の値下げで、10年前のモーテル群とは打って変わって、
ハイヤットやヒルトンといった高級ホテルに泊まることが出来ました。
シリコンバレーのLRTは高床の車両から一気に100両が70%低床の新型に替わっています。
赤字であっても、ハードのイノベーションには投資を惜しまないアメリカ合衆国のコンセプトはコピーすべきです。
私自身の姿勢と立場をどこにおくべきかを再考する旅でもありました。
■ なでしこ賛美 |
Date: 2012-03-08 (Thu) |
なにやらスポーツブログのようになってしまった感がありますが、
日本を救えるのは、まちがいなく女性であると思えます。
あのゲルマン民族と黒人連合に、倭人と蔑称された極東の島国種族の女性が対等に肉弾戦を戦えるのですから。
惜敗はしましたが、体格体力がいわゆるフィジカルの格差はボクシングのパッキャオが11人いるような奇跡ですね。
ドイツとの決勝前半に2点差になったところで、普通ならそのままか5点差になってしまうところを追いついてしまうのですから、しかもまたしてもエース澤を欠いているのにです。
技術と精神力が卓越していることの証明です。
親しみを持った尊敬と信頼が監督&キャプテン&クルーに確立していることがわかります。
宮間がMVPに選ばれたのも当然ですね。
■ リーダーとは |
Date: 2012-03-06 (Tue) |
なでしこジャパンが、澤抜きでアメリカに初勝利を挙げた。
殊勲と言うべきか、世界チャンピオンなのだから当然と言っても良いのか?
宮間という逸才をあらためて確認した。
澤の影のように二人三脚で日本チームを牽引してきた新主将。
振袖澤の表彰で話題になった世界最優秀選手ランキングだったが、
あの時、アジア人、欧米人、黒人の3人についで4位だったのが宮間だった。
世界のサッカー界はよく彼女を評価していたと言える。
優れたナンバー2はすぐナンバー1の代役が務まるというより、既にナンバーワンなのだろう。
■ スポーツマンの体格 |
Date: 2012-01-29 (Sun) |
水球の敗退は、今日もバラエティー番組で取り上げられていました。
体格(特に身長)が決定的要素になるのは、バスケットやバレーボールのような高さを競うゲームは当然ですが、あとはそれほど意味がありません。
俊敏で、クレバーな事が第一です。
水泳も、とりわけ泳法に制限のない自由形は、それこそ足でけって手で着くスポーツですから大きいほうが有利です。
ですから、ビオンディーやグロスのころから2m級の選手しか世界選手権やオリンピックでは決勝に残れません。
今日、日本女子で日本記録を書き換えた上田選手も177センチの大型です。
男女の身長差は日本人の平均でも13センチですから、男子に直すと190センチの国際級だということです。
彼女の前の背泳ぎの余技で自由形の短距離日本記録を持っていた萩原智子も177センチでしたし、日本女子初の自由形金メダルを取った柴田も177センチありました。
日本女子自由形の壁を破って世界的な選手になった千葉すずも当時としては大柄な172センチの上背がありましたから、これはもう高身長じゃないと一流になれませんね。
中国ではスポーツ振興で水泳選手はまず身長で制限をするそうです。晩生の子供は可愛そうです。
少し前にいた市川という男子選手が165センチで自由形の一線急にいたのが僕の記憶では最後です。偉大な選手でしたね。
20センチ背が高ければ、イアンソープに負けなかったでしょう。
■ 水球のこと |
Date: 2012-01-28 (Sat) |
サッカーの華やかさの蔭で、日本の水球チームは男子はアジアの地域でもオリンピック予選に勝てなかった。
女子に至っては全敗だ。
無知なにわかスポーツマスコミでは、日本チームの平均身長183cm、体重も90kgでポセイドンとかなんとか、プロレス選手のような冠をつけて期待を煽っていた。
ところが世界の標準は平均197cm、100kg超なのだ。
2mの巨人が戦う、つまり日本人ヘビー級ボクサーが世界戦を戦える時代にならなければ無理なのである。
1950〜60年代のオリンピックで、ソ連対ハンガリー戦などは格闘技というより戦争だった。
今回日本を負かしたカザフスタンなんて旧ソ連の1地方、県選抜のようなチームに歯が立たなかったのである。
165cm58kg(20歳当時)の小生が、関東学生2部リーグとは言え、よくこんな競技をやったものだとあきれてしまう。
■ イタリアの大型クルーズ船事故を笑えるか? |
Date: 2012-01-22 (Sun) |
先日発生した地中海のクルーズ船座礁事故について、
キャプテンラストの原則もどこへやら、さっさと逃げ出した船長を日本のマスコミは罵倒しているが、原発事故の東電はどうだったか?
事故3日目にして現場から撤収しようとして、菅首相に一喝されたんじゃなかったか?
60歳以上の役員は原発事故現場に行って、そこを死守せよと。
邪な原発推進勢力によって、無能総理にされてしまった菅さんだが、
実際問題として日本を救ったのは菅首相だったと評価する識者も現れだした。
それはともあれ、昨日桑名市長のリコールを求める住民投票を実現するための住民投票が日限を迎えた。
結果は後日発表されるが、船長が無能な船は沈没する。
少なくともタイタニックの船長は無能だったが、キャプテンラストだけは守って、船と共に沈んだ。
桑名丸の船長はいかに?
■ サッカー雑感U |
Date: 2012-01-12 (Thu) |
直接サッカーに関することではないのですが、先の報道で気になった事があります。
数年前、有森ゆう子さんが2度目のオリンピックで3位に入賞した時の談話で、中日春秋欄に“はじめて自分を誉めたい”と言ったことを、“誉めてあげたい”と書いたので、訂正を求めたことがありました。
あの、賢い有森さんが自分に敬語を使うことはなかったからです。
正確な報道を求めました。
今回、中日新聞夕刊に、澤選手が最高殊勲選手の候補に上がったことを“自分を誉めてあげたい”と報道されたので、その真贋を確かめましたが、どうやら事実らしい。
競技、表彰を含めて満点だったと思いましたが、残念ながら99点だったようです。
もうひとつ引っかかっているのが、四中工の地元四日市での祝賀パレードを“凱旋”と中日記者が書いたことです。
凱旋とは「勝って帰ること」ですから決勝で惜敗して2位に甘んじたチームを表現するのに適切ではありません。
さらに、この準優勝を“殊勲”とも書きました。
国立で優勝した事もある、県下無敵の全国大会常連高が2位で殊勲とは?この名門校をえらく貶める表現だと思います。
中日本社に聞きますと、三重版記者のこの報道について、
前者はおかしいと思う、後者に就いては記者の主観だと答えました。
最近、マスコミ関係者(プロの売文業者)の母国語の語彙が急速に減少していることを憂います。
■ サッカー雑感 |
Date: 2012-01-11 (Wed) |
四中工が高校サッカー決勝で惜敗しました。
三重県の県立高校という理由だけではなく、勝ってほしかったと思いました。
それは、伝統的に四中工のサッカースタイルが、日本人サッカーの原点であるからでした。
ボールをキープして、パスをー回しチャンスをつくり、攻撃する。
小柄な日本民族サッカーの具現化でした。
なでしこジャパンが制したワールドカップもその証明でした。
四中工の先発メンバー平均身長は170cmを下回っていて、市船橋とは8cmの差がありました。日本女子と米国女子の差も同じようだったと憶えています。
四中工の敗退と、なでしこジャパンの勝利の差は、キャプテンの在否の違いだけでした。それほど澤の存在が大きかったんですね。
今日未明、世界サッカー協会の最高殊勲選手に女子で澤が選ばれたニュースが入ってきました。
民族衣装の振袖を着て臨んだ彼女に、「なぜキモノを着ているのですか?」という愚問を投げた日本の記者と、振袖や留袖が判らずに全部「キモノ」と報道したドアホぶりに、下で述べたジャーナル不在の日本のミーハーマスコミの実態が浮かんできます。
澤の隣に座っていた男子最高のメッシも17cm以下の選手です。
地を這うボールゲームのサッカーで身長180cmの大型選手が云々という馬鹿さ加減にまだ気がつかないボケた日本マスコミ。
マラドーナが大男だったら凡百の選手だっただろう。
いつの世も俊敏なのは小型です。「大男総身に知恵は回りかね。」
■ 進歩しない日本のマスコミ |
Date: 2012-01-09 (Mon) |
日本には真の意味のジャーナリズムが、明治以後存在していない。
昨日、長良川河口堰のその後を追った番組が東海テレビで放映された。
20年間全く学習効果のない情緒的な番組。単純な間違いだらけの事実確認されないままの製作。
20年前も、特にテレビ局の記者とカメラマンが、毎回同じような幼稚な質問とワンパターンの画像撮影にうんざりしたことを思い出す。
赤須賀の漁師の転落死が後を絶たない?ウソつけ!!
事業費1500億円?それは昭和63年の話だろが!!
340億円の追加予算はどこへ行った?
まるで小学生しかだませないような低レベルの放送内容。
日本の国の行方を誤らせているのは、その裏番組“たかじん、、”に出てきた橋本大阪市長の、「バカマスコミとバカ学者が抵抗勢力だ。」ということを真実だとわからせる。
彼が続けて言った「明治維新をぶっ壊さねばならない。」という発言は、いみじくも20年前桑名で開催した水郷水都緊急大会で講演した岩波書店の安江良助編集長が「長良川河口堰に代表される、国を財政破綻に追いやる公共事業の体制は、戦後民主主義の問題ではなく明治維新のシステムが戦後も温存されたことによる。これをぶっ壊さないと日本は滅びる」と言ったことと全く同じだった。
左右の傑物が同じことを20年の間隔で言うということは、それが真実だからだろう。
あの、講演を聞いて行動を始めた徳島の姫野兄が吉野川で獲得した輝かしい成果も、評論家や学者には頼らず、市民のみで戦ったからだと思う。
天国の兄貴からコメントがもらいたものだ。
■ 明けましておめでとうございます |
Date: 2012-01-04 (Wed) |
永らく休んでいました。
地方鉄道サミットを終えて、自分の人生後半の一区切りが過ぎると、これまでを振り返ることを余儀なくされます。
政権交代の自分なりの意味を、東日本大震災と重ねてみる時、
長良川から北勢線にシフトした自分の選択が間違っていたのではという思いが抜けません。
そんな時、大晦日の紅白歌合戦をほんのわずか見たときに、この歌に気が付きました。
武田先生がことさら強調される、若い母親の子供への思い。
それを愛の原型と見るなら、これ以上の表現はありません。
僕が、市議として余技のように相対した桑名市のジェンダーフリー条例。
母である前に女であるのではなく、母であることを超えてなお女である、あれる人だけがジェンダーを超えれるのだと判りました。
おひさま(大切なあなたへ)を男の僕が詩にすると、こんな風になります。
“光がさし、風が泳ぎ、生きていけるとそう思った。
出会えた日は、僕の記念日。
君は僕の奇跡、僕の希望。
暗い闇も、行き止まりも、二人なら平気だった。
君と共に笑い、共に泣いたね。
いつもどこかで、君を感じていた。
目覚めていても、夢の中でさえ愛しいと思えた。
君の笑う顔を思うだけで涙が出た。
大げさじゃない、本当の気持ちだった。
君の喜びもらい、悲しみも分かち合う、
そんな日々が続くなら、他に何も要らなかった。
君は僕の奇跡、僕の希望。
必ずどこかで僕を見ていてくれると思っていた。
たとえ世界中が敵であっても、
唯一人君に愛されていることを信じて、
何も恐れずに来れた。
君がもう僕を忘れても、僕はずっと忘れはしない。
この命投げ出すことに、迷いなどなかった。
君は僕の奇跡、僕の希望。
どこかで笑っている君の笑顔を胸にしまって生きてゆく。
太陽のような、大切な君へ。
■ 中部地区地方鉄道サミットon北勢線 |
Date: 2011-11-11 (Fri) |
明日、明後日と桑名市と東員町、いなべ市という北勢線沿線を舞台に、イベントを開催します。
12日は午後1時からくわなメディアライブで、たま駅長で世界的に有名になった和歌山電鐵貴志川線を経営する両備グループの小嶋代表の講演会があります。
北勢線の7分の1の年間8千万円の税金投入に対して、その経済波及効果は和歌山市にとって年間11億円もあったと関西学院大学の経済学者が試算して、これまた全国に知れ渡りました。
当然、北勢線沿線自治体の職員、議員、三岐鉄道にも参加要請をしていますが、消極的な姿勢ですね。
10年間で55億円の市町税を投入して、なお三岐鉄道から11億円を追加要求されている状況をどう考えているのでしょう。
10年前とは打って変わって、いなべ市の職員が積極的に迅速に協力してくれています。
結局のところは人材、マンパワーということでしょうか。
人が変われば、組織も良くなるという見本を期待しています。