8月11日のながさきニュース
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長崎新聞
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大統領の竹島上陸に対馬困惑
李明博(イミョンバク)大統領の突然の竹島上陸。朝鮮半島まで約50キロと近く、日韓交流が盛んな対馬市では、困惑の声が上がった。
対馬−韓国・釜山間を結ぶ船舶会社が昨秋、1社から3社に増え、今年は月平均1万人以上の韓国人観光客が来島。夏祭りやホームステイなどで文化交流も積極的に進めているだけに、対馬観光物産協会の庄野伸十郎会長は「ただ残念。政治に振り回されたくない」とこぼす。一方で「ここには長年培った交流の歴史がある。市民も冷静に対応するだろう」と話した。
財部能成市長は「国際交流は(領土問題と)別物で影響は出ないと思う。日本政府の対応を見守りたい」と言葉少なだった。
李大統領の上陸に、島根県知事が強い憤りを示したことに対し、中村法道知事は「もし本県の離島が同じような状況になれば、と考えると気持ちはよく分かる」と同調。日本政府に対し「国土を守るという国の根幹に関わる問題だけに毅然(きぜん)とした対応を」と求めた。
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