mayoihitujikoのblog

「える」さんの「おかまの品格」を読みました。彼（彼女？）がGIDの定義に入れたくないのは「こあり」の連中と言うことらしいわ。つまり男の性を実行したが故に結果として子供がいるのにGIDは無いでしょうがと言うことらしい。このかた子供がお有りなのか独身なのか分かりませんが、ある意味正しいとも言えるし、間違っているとも言えますねぇ。自分の実体験から言うと、子供の頃から自分は女だと思っていたわね。あるときそれが違うことに気がつかされて愕然とする訳よ。そこでズゥ〜ンと落ち込む人もいれば、ダメなものは仕方がない。現状を認めて対応しようと前向きな人生を決心する人もいるわけ。
その究極型が男としての結婚ーSEXー子育てになると心に誓いながら嫁を探すわけよ。なにしろ長男だし、経済力もあるから回りがほっとかないのよ。そこでカミングアウトをしていれば一件落着となったんでしょうけど。とても親の顔を浮かべるとそんな勇気がなかっただけなのよ。
今ほど情報が溢れていなかったし、世間もGIDに違和感が有ったしね。
ワタシの子あり世代はそんな葛藤を生きてきたんじゃないかしら。
結婚はしてみたものの男としてのSEXはやっぱり違和感があるわよ。タマはせっせと精子を作るから排出欲はあるしね。SEX好きの嫁を貰おうものなら週一とかで勘弁して貰えないでしょうから。
辛い日々だと思うわよ。はっきり言って地獄よね。
10ー20代では女性に間違われた容姿も段々オジサンになっていくしね。
ワタシはまだ良い方だと思うわ。まずカミさん選びでGIDを受け入れてくれそうな人が見つけられたし、体格はワタシと同じでワタシが女性型のSEXを希望してもかなえてくれるし。結婚してすぐに女性物のショーツを履くこともOKもらえたしね。誕生日のプレゼントは可愛いショーツだったわ。
結婚してすぐだったかしらね。カミさんがカミングアウトを誘ってくれたことが有りましたけど勇気がなかったわ。
これがオンナオンナして男にどっぷり型の女性脳ばりばりのカミさんもらったら持たなかったわよ。
子供2人授かった後SEXは5年以上もしなかったけど、文句も言わずにガマンしてくれました。
両親は孫が授かって大喜びよ。長男の義務は果たしたわ。せめてもの親孝行は出来たわね。
子供達にもこの世に生を与えてやれて良かったと思っています。
ほんとカミさんに感謝しています。だからカミングアウトも今も悩んでいるのよ。
だから現在はせめて週一はお努めしていますのよ。ワタシは入れないことも多いわ。口や手で慰めてあげることで勘弁して貰う事もあるわね。一旦入れるとカミさんが男モードで責めてきて会えなく撃沈されてしまいます。まあオンナの喜びももらえるので悪くはないけどね。
カミさんと家族を愛しています。それと自分の体に違和感を覚えることを両立させている人にはGIDじゃないって定義を言われてもネエ。偽善者と言われてもそうかも知れないと言うしかないですわ。
でもこの苦しみは分かってもらえる人はいないかもね。
「える」さんのブログ読んで考えさせられましたわ。