スペイン警察当局が最近逮捕した3人の男について、8日付の英大衆紙デーリー・ミラーは、イベリア半島の英領ジブラルタルの屋外に設置されたスクリーンなどで五輪を観戦していた人々らを狙ったテロを計画していたと報じた。英秘密情報局(MI6)の捜査で分かったとしている。
3人は国際テロ組織アルカイダ系とみられ、うち2人がチェチェン人で、1人がトルコ人。屋外のスクリーンや飲食店で五輪を観戦している人々に向け、爆発物を積んだ軽飛行機を突っ込ませる計画だったとしている。
スペインのメディアによると、3人は2008年にインド西部ムンバイで起きた同時テロに関与したとされるイスラム過激派組織「ラシュカレトイバ」と関係があるという。(共同)