イチロー　３戦連続タイムリー

　８番右翼で出場したイチロー外野手（３８）は２回の第１打席に３試合連続となる適時打を左前に放ち、３打数１安打１打点。第２打席には新天地初となる四球も選び、チームの逆転勝利に貢献した。

　疑惑のプレーとなった５回の判定についても疑問を投げかけた。「（これまで）見たことがない。（野手は）審判のフェアかファウルかのコールで判断しますからね。ラウル（イバネス）は気の毒。チームそのものも気の毒」と塁審のまずい対応を責めた。

　ただ、チームは１点を追う８回１死からテシェイラ、チャベスの連続本塁打で鮮やかな逆転勝利。「ホームランを打てるバッターはたくさんいるからああいうことを想像する。でもなかなか想像通りにいかないですけど、想像通りですからね」。絵に描いたような一発攻勢にイチローも声をうわずらせた。