北陸電が断層再調査を開始
2012年8月10日
北陸電力志賀原発1号機(石川県志賀町)直下の「S-1断層」に活断層の疑いが出ている問題で、北陸電は10日、国の指示による再調査を開始した。「従来の調査結果を充実させる」としているが、「耐震安全上問題ない」と結論付けた設置申請時の調査と同じ3社に委託しており、信頼性に疑問の声も出そうだ。
北陸電によると、委託先は鹿島(東京)と応用地質(同)、ダイヤコンサルタント(同)の3社の共同企業体。北陸電は先月、再調査計画を経済産業省原子力安全・保安院へ提出したが、委託先は報告していない。
北陸電は「必要な技術を持つ会社を選び、これら3社となった」と説明している。
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