フェイク 第502号 (発行=04.03.24) 共産党に取り込まれた日顕宗 ★過激な学会攻撃の背後に共産党の影★ 法華講員の皮をかぶった党員が暗躍 妙観講の副講頭は民青の出身者  日顕宗の大講頭・河原昭太郎が共産党の京都府議に泣きついた事 実は本紙前号で報じたが、今の宗門は共産党に操られている。    今年一月、大講頭に成り上り有頂天になっている大草一男が講頭 の妙観講は、デマの学会批判を繰り広げ、選挙のたびに妨害ビラを ばら撒く違法集団。その副講頭の佐藤せい子は民主青年同盟の活動 家であった。  その関係もあって講中機関紙「妙観」は昭和五十年代から共産党 系の日本機関紙印刷所(東京都港区→江東区)で印刷している。また、 平成五年に日顕の意向を受け、学会攻撃を目的として創刊され、妙 観講が中心になって作っている「慧妙」も同じところで刷っており、 この印刷所は「赤旗」の印刷も手がけている。  「赤旗」といえば、学会と宗門の問題が表面化した平成三年、妙 観講の指導教師である小川只道が「大石寺高僧」と称して「赤旗」 紙面に相次いで登場、何度も学会批判を述べていた。  例えば「大石寺高僧、創価学会・公明を批判」(十一月三十日付)、 「小川只道・大石寺理事語る」(十二月一日付け)等で、この中でバ カな小川は「公党の宗派攻撃は許せない」等々と述べているが、な らば共産党の学会攻撃こそ許されざる暴挙と言わねばならない。  この小川は学会男子部の頃は任用試験に二度も不合格になったが、 たまたま早稲田大学の二部に入り、ここで共産党に影響を受け、洗 脳されたという話もある。  小川が日達前法主に取り入り、今また日顕にゴマをすって大石寺 理事になっているのも宗門と共産党を結びつける役割を担っている ためとの見方もある。俄かには信じがたいことだが、小川は、いわ ば共産党の工作員として密かに活動しているというのだ。  更に、山崎正友は共産党の機関誌紙に頻繁に出ていたが、共産党 と日顕宗(妙観講、札幌市・仏見寺)の緊密な関係を浮き彫りにし たのが、信平の「週刊新潮」捏造手記の時であった。  信平は狂言訴訟の弁護士選定に際して共産党に打診し、平成八年 二月に共産党参議院議員の橋本敦の周辺と交渉した。この橋本は秋 谷会長が参考人招致を受けた時、共産党を代表して質問した議員で ある。  そして、信平側の四人の弁護士のうち、樋渡俊一弁護士は共産党 系列の自由法曹団と度々行動を共にした共産党シンパである。  加えて、平成五年に信平が借金問題で提訴された裁判の時の二人 の弁護士は、いずれも共産党系の弁護士。   これだけでも信平の背後に共産党の影が色濃く見えるが、何より 忘れてならないのは、信平が「週刊新潮」の二カ月前に、匿名なが ら「赤旗」に出て学会攻撃をしていた事実である。  また注目すべきは、現在は妙観講に所属する信平を、当時預かっ た仏見寺の幹部(会計だった田山一郎、今も婦人部幹部の上山芳子) が共産党の現役党員ということだ。田山は昭和五十一年に、上山は 同四十九年に共産党に入党。この田山、上山は「四月会」の個人会 員にもなっていた。  これら「法華講員の皮をかぶった共産党員」が暗躍しているのが 日顕宗なのである。