日本 韓国に敗れ44年ぶりメダル逃す
2012年08月11日 05時54分
ロンドン五輪サッカー男子3位決定戦は10日(日本時間11日)、英国・カーディフで行われ、日本は0―2で韓国に敗れ、44年ぶりの銅メダルを獲得はならなかった。
前線から連動した守備と永井のスピードを活かしたカウンターで初戦スペインを破るなど快進撃を続けた日本だったが、この試合では連戦の疲労の色を隠せず。鋭い攻撃は見られなかった。
試合序盤は韓国のロングボール主体の攻めに苦しんだが、徐々にボールが回るようになり日本はペースをつかむ。前半36分にはコーナーキックから酒井宏の惜しいヘッドを放つも、惜しくもボールはポスト右に。逆に同38分、カウンターからFWパク・チュヨンに決められリードを奪われる。
攻めるしかない日本だが、準決勝メキシコ戦でみられた攻めのパターンの乏しさはこの試合でも露呈した。韓国の強固な守備ブロックに攻めあぐねると後半13分には一瞬のすきをついたMFク・ジャチョルに決められ点差を広げられる。
日本はMF宇佐美、FW杉本など攻撃のカードを切るが、なかなかシュートまでも持ち込めない。同42分にはコーナーからDF吉田が頭で合わせ、ゴールネットを揺らすも大津のファールがあったとして審判はノーゴールの判定。最後はGK権田も攻めに加わるも韓国の守備をこじ開けることはできず、0-2でタイムアップ。メダル獲得の夢はかなわなかった。
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