現金を自宅に取りに行く手口での振り込め被害額が高額化
2012年の上半期に起きた振り込め詐欺被害で、現金を自宅まで受け取りに行く手口での被害金額が高額化していることが、警察庁のまとめでわかった。
2012年の上半期に起きた振り込め詐欺の被害は、およそ2,800件で微減、被害総額はおよそ64億円で、2011年より8億円増えている。
このうち、被害者の自宅まで現金を取りに行く手口の犯行が701件、被害額の平均は、2011年より60万円ほど高い、455万円となっていて、1件あたりの被害金額が高額化していることがわかった。
また、「現金を受け取りに行く」という電話がかかってきた人が、だまされたふりをして警察に通報し、待ち構えていた警察官が検挙した人数は233人にのぼり、こちらも増えているという。