原爆投下後に黒い雨に遭遇した約1万3000人のデータ保有が判明した放射線影響研究所(南区)は12日、「県『黒い雨』原爆被害者の会連絡協議会」と「上安・相田地区黒い雨の会」(安佐南区)に対し、データについて個別に説明した。放影研は、黒い雨の遭遇場所の分布図の公表や、データの科学的解析の可否を「検討する」と説明したが、時期は明示しなかった。 黒い雨を巡っては、県と広島市が設置した専門家会議が91年、「降雨地域で放射線の人体影響は認められない」と結論付けた。県連絡協は、座長だった当時の放影研理事長、重松逸造氏(... > このページを見る
最終更新時間:
2011年12月15日01時25分