「EMで生ゴミを活かす」 書籍
EMで生ゴミを活かす著者 : 比嘉照夫 (サンマーク出版)
生ゴミや屎尿《しにょう》の発生は生活のうえで避けられない条件ですが、とくに生ゴミ処理は深刻な問題となっています。その生ゴミの処理にEMを使っている例を紹介しましょう。
岐阜県可児《かに》市では家庭から出る生ゴミ処理にEMを使いはじめたら、生ゴミが良質の有機肥料として家庭菜園などで使用できるために、ゴミ減量効果があらわれてきました。そればかりか、年々六%ずつも増えていた市のゴミ回収費が逆に九%も減ってしまったのです。 可児市の場合も、日本全国の多くの都市と同じような悩みを抱えていました。岐阜県可児市は名古屋のベッドタウンとして、ここ十年来人口が増加するとともに住民が排出する可燃ゴミが増え、現在あるゴミ焼却場の能力が限界にきていたのです。
新しい焼却炉の建設計画を立てたところ、建設予定地の住民から猛烈な反対の声があがりました。四年ほど前のことでした。
その反対運動グループの一人である 奥村由勝さんが、たまたま私の著書を読み、EMが生ゴミ処理にも役立つことを知って、まず自分自身で試してから、市役所に「これを使ったらどうだろうか」と提案したのです。すなわち本書の中心となる 米ヌカをEMで発酵させて乾燥した「ボカシ」の応用 です。 0068 |