2012年 8月 9日
福島の子供達が舞踊
福島県で日本舞踊を学ぶ子供たちが合宿のため今月3日から岡山を訪れ、きょう岡山大学で発表会を開きました。民謡に合わせて踊りを披露するのは福島で日本舞踊を学ぶ子供たち11人です。岡山大学で被災地支援に取り組むボランティアグループ、「岡山バトン」が少しの間でも放射能の心配のない地域で過ごしてもらおうと去年に続き招待しました。また発表会では子供たちがいまも放射能の影響に苦しむ福島の現状を会場を訪れた人に訴えました。子供たちは10日、8日間の合宿を終え福島に戻ります。岡山バトンではこれからも息の長い支援を続けていきたいと話していました。

原爆死没者慰霊祭
長崎に原爆が投下されて67年を迎えた9日、原爆で亡くなった香川県出身者の冥福を祈る催しが高松市で行われました。香川県原爆被爆者の会が毎年行っている平和祈念祭には約80人の被爆者や遺族が参加し地元の保育園児が折った千羽鶴が供えられました。香川の原爆死没者名簿は今年新たに29人が記載されあわせて741人になりました。原発の再稼働が問題となる中、被爆者からは放射能の恐ろしさを訴える声が相次ぎました。現在、県内の被爆者は449人で平均年齢は74歳になっています。原爆被爆者の会では原爆と原発問題について多くの人に考えてもらいたいと話しています。

白桃販売イベント
8月9日と10日は語呂合わせで「白桃の日」です。岡山市で生産者による白桃の販売が行われました。今まさに、旬を迎えている岡山の特産品、白桃。岡山市の天満屋岡山店前では白桃の日にちなんで、総社市の生産者による販売が行われました。用意されたのは甘みの強い白麗や夢白桃など4種類の約450玉。市価のほぼ半額で販売されました。今年は4月以降天候に恵まれ、大ぶりで糖度が高く、上々の出来だということです。白桃の販売は天満屋岡山店前で10日も午前10時から行われます。