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電力・エネルギー

長時間運転続く揚水発電 関電、奥多々良木を公開 

2012/08/10

今夏、供給力確保へ重要な役割を担う揚水式発電所。奥多々良木発電所は高水位運用を行うことで供給力を増加させている(写真は多々良木ダム)

関西電力は7日、国内最大の出力を誇る揚水式発電所 「奥多々良木発電所」 (兵庫県朝来市、6基計193万2千キロワット) を報道陣に公開した。 本来、ピーク時や緊急時の需要を支える供給力として整備されてきた同発電所だが、今夏は供給力確保へ長時間運転を余儀なくされているため、定期点検もままならない状態での稼働が続いており、経年劣化による停止リスクへの懸念が募る。

奥多々良木発電所は昼間のピーク時に上部ダムの黒川ダムから、落差約400メートルの位置にある下部ダムの多々良木ダムへ1秒間に1基あたり最大約100トンの放水を行って発電する。 通常であれば、平均的な水位での運用を供給力として織り込んでいるが、今夏は高水位運用をすることで供給力を増加させるとともに、長時間運転することで供給力不足に対応している。

懸念されるのは経年劣化による設備の停止リスク。 重要な役割を担っているだけに停止することができず、6基中2基は15年に1回行われる定期検査ができていない。 1号機は、一部部品交換をしたものの、検査は途中で終了。 2号機に関しては、手付かずのまま現在も運転している。 さらに2010年8月から、1、2号機の高経年化に合わせて可変速化工事を始めていたが頓挫。 工事再開時期も不明だという。 (本紙3面より抜粋)



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