災害廃棄物（木くず）の受入量について

　埼玉県では、被災地支援のため、災害廃棄物の広域処理を検討しています。

　このたび、８月７日付けで環境省から「東日本大震災に係る災害廃棄物の処理工程表」が示され、これを踏まえた本県に対する広域処理の協力要請がありました。

　以下に処理工程表の概要と、本県の対応についてお知らせします。

１．処理工程表の概要

　岩手県では可燃物・木くずについて広域処理必要量について調整しています。埼玉県に対しては、野田村の木くず１１，３００トンの受入処理を求めています。

２．本県の対応

　処理工程表の発表を受け、受入れを予定しているセメント工場及び地元３市町と割り振りについて調整を行った結果、各工場の受入量を次のとおり決定しました。

　太平洋セメント（株）熊谷工場　　　　　　 ５，１５０トン（当初２０，０００トン）

　太平洋セメント（株）埼玉工場(日高市)　１，０００トン（当初　２，０００トン）

　三菱マテリアル（株）横瀬工場　　　　　　５，１５０トン（当初２０，０００トン）

　　　　　　　合　　　計　　　　　　　　　　　１１，３００トン（当初４２，０００トン）

３．木くず受入れの今後のスケジュール

　環境省から具体的な受入要請量が示されたことから、今後関係機関と調整のうえ以下の手順で受入れに向けた手続きを早急に進めます。

　　・埼玉県と岩手県で基本協定を締結

　　・セメント事業者と岩手県で処理に関する委託契約を締結

　　・処理受入開始