神夜王様 お気持ちが沈んでいますか？ 少しは、元気になられましたか？ 心配で...

ayame8765さん

神夜王様

お気持ちが沈んでいますか？

少しは、元気になられましたか？

心配です。

『遠き落日』についての質問です。

映画を観ながら、野口シカは、幸せだったのかなぁ…などと思ってしまいました。

母が、息子に手紙を出しますよね。

「おまえの出世には、皆たまげました。私も喜んでおりまする。どう
か早く来てくだされ。
早く来てくだされ。
早く来てくだされ。
早く来てくだされ。
早く来てくだされ。
一生の頼みでありまする。
西さ向いては拝み、
東さ向いては拝み、しております。
北さ向いては拝みおります。
南さ向いては拝んでおりまする。
早く来てくだされ。
いつ来ると教えてくだされ。
この返事、待ちておりまする。寝ても眠られません」」

*****
何だか、凄く切なかったです。

なんとなく・・・思うのですが、そんなに山ほど立派になって欲しかったのでもないような気がしました。

立派になるたびに借金の額が増えて・・・肩身が狭かっただろうと思ったからです。

この手紙を貰って、日本に帰国する時も、友人の星一製薬会社社長に電報を打ちます（作家の星新一の父です）。

「ハハミタシ、ニホンニカエル、カネオクレ」

星は、おおよそ７０００円ほど送金したそうです。


野口は、明治３１年、北里柴三郎の伝染病研究所見習助手になり、月１２円（後１３円、１５円）、さらに、明治３２年、横浜海港検疫所検疫官補となり、月俸３５円になってからも・・・

友人の薬屋(八子弥寿平)を潰してしまったというほどもお金を貢がせたのですよね・・・映画では数千円って言っていました。

でも、恩師小林先生をはじめ・・・

血脇が息子に言われたと言う言葉ですが・・・

「女に惚れてもいいが、男には絶対に惚れるな。女に費やすお金などたいしたものではないが、男に吸い取られると底がない」

って、言わせるほど惚れ込む何かがあたのでしょうね。

この言葉、かっこいいですよね。

男が男に惚れる。

神夜王様は、人生の中でそのような人に巡り合ったことがありますか？

もし、宜しければお聞かせください。

ぴょん吉