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『高校生、山田史郎。』

少年は、魔法を知った。

【第二話-魔法少年☆山田史郎!?】

始まりますぜwww
第二話-魔法少年☆山田史郎!?
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いつもとなにも変わらない一日。

だからと言って、別になにか変な事件が起きてほしいという訳ではない。

むしろその逆だ。

俺はこの、平穏な日々を大切にしている。

友達もいるし、成績も普通。小遣いも安定している。

このなにも変わらない平穏な日々が、ずっと保てますようにと、俺は今日も、有りもしない神にそう願うのであった…
ーーーーーーーーーー
俺の名前は"山田史郎やまだしろう"。そう、お判りの通り、いかにも普通の名前で、いかにも普通の人間だ。

俺は今、俺の通う高校、"白陵学園高等部はくりょうがくえんこうとうぶ"から家への帰路についてる所だ。

何も変わらない平穏な日々、そんな日々に幸福を覚える俺は、今日もそんな日々をいつものように繰り返していた。

そんな事を考えていたら、突然肩を叩かれた。

御子「あなたが山田さんね?」

史郎「え?あんた誰?」

は?なんだこの美少女は⁉

いや、少女というよりは女性か?

いや、そんな事を考えてる場合じゃない!

何故この人は俺を知ってる⁉

御子「あの…山田さんよね?」

史郎「え、あぁ。」

御子「あの…男の子…?」

…は?

ちょっとまて。訳が分からない。

俺はどう見ても男のはずだ。

では何故この人は戸惑いながら俺に、男の子…?なんて聞いてきたんだ⁉

史郎「俺は、男ですよ?」

御子「え⁉どうゆうことなの…」

史郎「待て、話が掴めない。あなたは何の話をしているんだ?」

御子「あぁ、そうね。じゃあ、この世に毎年、魔法使いが生まれていることは知っているかしら?」

史郎「魔法使い…」

魔法使い…知らないと言えば、嘘になる。

クラスメイトの女子が話していたのを小耳に挟んだ記憶がある。たしか…『私、魔法少女に選ばれたんだ~』ってな感じで。

それは、あれか?

俺は、魔法少女に選ばれたのか?

まぁ、そんな事は無いか…。

史郎「あぁ、知ってる。」

御子「そう、なら話は早いわ。私は、魔法少女に選ばれた"山田さん"という子に、その事を伝える為にこの辺に来たんだけど、その山田さんは、女の子では無く、男の子だった…ってわけ。」

史郎「どういう訳だよ⁉」

御子「いわゆる"手違い"ね。」

史郎「あっさりと言うな‼」

御子「まぁいいわ。仕方ないから、あなたには"魔法少年"として、世界の為に貢献して貰いましょう。」

史郎「は⁉」

そんな事があった‼

何てこったい…ここまで大切にしてきた平穏な日々が、唐突に崩れ去った!

だが、このまま流される訳には行かない‼

史郎「断る!」

御子「無理よ。」

一言で切り捨てられた!

史郎「何故だ⁉」

御子「毎年、魔法少女を選ぶのは、総合魔法連合。そこは、魔法使いを全て管理する権限があるわ。あなたには魔法使いの素質があるようだし、これを黙って見過ごす訳にはいかないわ。」

魔法使いの素質がある?俺に?

……ハッ⁉まずいまずい…今ちょっと、『何かいいかも…』って思ってしまった!

御子「じゃあ行くわよ!」

史郎「ハッ⁉ちょっと待て‼」

だが、俺が反論する間も無く、彼女は突然訳の分からない言葉を口走った。


「"巫女式みこしき呪術じゅじゅつ転移てんい"!!」


カッ‼


刹那、俺の視界に閃光が走り、気付くとそこは、見たことも無い、広々とした、余りにも信じ難い、美しい光景が広がっていた。

史郎「って…ここはどこだ⁉」

御子「総合魔法連合よ。明日からあなたには、ここで世界のために魔法訓練生、魔法少女として、いや、魔法"少年"として訓練して貰います!」

史郎「なっ…⁉」

平穏な日々が変わってしまうのは余りにも唐突だった。

俺はその日から、"魔法少年"になってしまった。
史郎「更新遅れてるぞ?大丈夫か?」

御子「大丈夫だ、問題ない。」

史郎「で、俺はこれからどうなる?」

御子「それは次回のお楽しみです☆」

史郎「うわぁ…」

次回の内容は?
教えて!御子さん!
ハーイ!!
次回からは史郎君のフラグ回収が始まります!
更新ペースgdgdですが、よろしくお願いします!
【第三話-明日は雨ですよ?】
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