今回は史郎君が魔法を使っちゃいます!
第二話-萌える闘志
始まりますぜ!
第二話-萌える闘志
御子「魔法を身に付けよう!」
史郎「今度はなんだ?」
御子「魔法少年なんだから、魔法を使わないと!」
史郎「それもそうだな。」
御子「じゃあまずは、『下級魔法』ね!」
史郎「下級魔法?」
御子「下級魔法っていうのは、レベルの低い魔法のこと。体への負担が少ないと同時に、攻撃力も少ないの。」
史郎「ほう。」
御子「じゃあやってみるよ!」
御子は自分の幣らしき棒を横に振った。
御子「巫女式・呪術、氷傭兵!!」
すると、空から氷を身にまとった傭兵っぽいのが現れた。
御子「巫女式・氷術、凍結!!」
そして、目の前の物体が突然凍結した。
御子「ふぅ…」
史郎「格好いいじゃないか!!」
御子「本当!?やった!」
史郎「ああ。で、俺が使える、その…下級魔法?は御子がくれた本に書いてるのか?」
御子「そうよ。ちなみに、それは『魔導書』って言うの。」
史郎「ほぅ…魔導書か…」
俺は魔導書の下級魔法のページを探した。
史郎「お、あった。」
御子「じゃあやってみて!」
史郎「よ、よし!」
史郎「えーと、ま、マジカル☆ラブマギカ!?」
すると、体からハートマークの浮遊物が現れた。
史郎「どうしてこうなった…」
御子「うわ…」
史郎「もうやめて!恥ずかしい!」
だが、俺の思い虚しく、ハートマークは目の前の物体を囲んでいく。
御子「おえ…」
史郎「吐くな!!」
だが、次の瞬間!
パーン!
史郎「な…に?」
御子「うそ…」
目の前の物体は跡形もなく、木っ端微塵になっていた。
御子「上級魔法レベルだわ…」
史郎「マジで!?」
【今日の戦果報告】
俺の下級魔法が上級魔法レベルであることが発覚してしまった!
つづく!
史郎「バトルとかいいながら、魔法を覚えただけだったな。」
御子「なんか言った?」
史郎「いや、別に…」
次回の内容は?
教えて!御子さん!
次回はついに第三話!
今度こそバトルか?
【第三話-マジカル☆ラブマギカ】
お楽しみに!
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