金メダル争いは7日現在、中国が34個と米国の30個を上回って首位に立つ。自国開催だった前回北京五輪(51個)を除けば、アテネ五輪の32個を抜いて過去最多だが、祝福ムードより、敗北感が漂っている。
特に7日は悪夢の一日になった。バレーボール女子準々決勝で日本に敗北し、3大会ぶりにメダルを逃したほか、陸上男子110メートル障害でアテネ五輪金の劉翔が転倒して北京五輪に続いて予選落ちし、お家芸の男子板飛び込みは5連覇を逃した。
新華社通信は「サッカー、バレー、バスケットの3大球技の没落」と題した記事で、若手が育っていないことを指摘し、「日本は若い世代が途絶えることなく台頭していて、学ぶに値する」と論評した。