農業
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自然界の循環の中で、人間の手が加えられなくても農業に適した土壌が出来上がりますが、
これには10年以上必要だと言われています。
これをEM菌の力で短縮させようという考え方が『EM農法』です。
EM農業資材を利用しながら、土壌を自然に近い状態に改良し、化学肥料や農薬を使わなくても
豊かな植物が育つ肥沃な土壌にする自然農法の一つです。 |
EMの基本的な考え
農業分野でのEM活用は、土作りがメイン となります。
作目に合わせた堆肥や貝化石などの必要成分を投入しEMを散布することで、土壌微生物が有機物を分解し植物が利用しやすい形にします。
また、土自体が発酵する事で団粒構造を作り、保水力、排水性に優れた土へと変わって行きます。
土の力がしっかりしていれば、作物の病気が減り薬品類の使用も抑える事が可能です。
有機農法において、土中の未分解の有機物は植物の病害などを引き起こす原因となりますが、EMで土作りをすればある程度抑える事が可能です。
ただし、EMさえ使えば良い作物ができるというものではなく、天候の影響や個々人の力量にも大きく左右されます。
[サン興産業HPより]
当店がサイオンEMをお勧めする理由
下記は(財)沖縄県環境科学センターが分析したEM1とサイオンEM1の成分分析結果です。
EM1号は乳酸菌主体として作られた農業資材ですので、乳酸菌の数がポイントとなります。
サイオンEM1号はEM1と比べて約200倍、
EM1(沖縄限定販売)と比べると実に150万倍の
乳酸菌が含まれていることが判明しました。
メーカー |
製品名 |
酵母 |
乳酸菌 |
EM研究所 |
EM1 |
830個 |
4,200,000個 |
EM研究機構 |
EM1(沖縄限定販売) |
5,400個 |
550個 |
サン興産業 |
サイオンEM1号 |
9,000個 |
830,000,000個 |
EM研究所 EM1顕微鏡写真 |
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サン興産業 サイオンEM1号顕微鏡写真 |
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サン興産業工場長からのメッセージ
生きた菌の製造は、自動車やお菓子などのような大量生産をされる工業製品と天と地ほども違います。
我々はサイオンEMを製品や商品として作ろうと思ったことは一度もありません。あくまでも、人間の五感を最高の形で活用した結果の芸術作品として世に送り出しています。
「商品作りの製造者」ではなく「作品作りの職人」であるべきだと思っています。
今EM業界で行われているような機械培養や、どこかのメーカーがやっているようなオートメーションのEM製造ではEMの本当の力が現れにくいのは間違いありません。
EMづくりは、杜氏という超一級の職人が真心を込めて世に送り出す、世界最高の醸造酒である日本酒づくりと同じなんです。
オートメーション化された大規模な日本酒メーカーの酒よりも、新潟や山形あたりの脈々と続く造り酒屋の酒の方が圧倒的に美味いというのはご存じの通りです。
研ぎ澄まされた五感を集中させなければ達成出来ない仕事は、万に一つにもオートメーションでは出来ないのです。
これは微生物に限った事ではありません。
例えばアメリカのスペースシャトルに使われているベアリングは1ミクロン(1mmの千分の一)の誤差があってもダメなんです。その1ミクロン以内の誤差の範囲内にベアリングを研磨する事はオートメーションでは絶対に不可能なんです。
ではどうやって作っているか。すべて日本の下町の中小企業の一流の職人たちが手作業で磨き上げているんです。彼らの技術がなければ宇宙へ飛び出せないんです。
サイオンEMもそれと同じなのです。
サン興産業工場長 上原 |
サン興産業工場内風景
サイオンEMがオーストラリアの有機認定を受けました
サイオンEMが、オーガニック先進国オーストラリアの認定機関「Australia Certified Organic」の認定を受けました。
厳しい認定基準を一部紹介すると、
- 農場は最低3年以上農薬を使っていないこと。
- 農薬を使わないこと。
- 化学肥料は使わないこと。
- 肥料を使用する場合は有機肥料のみを使用すること。
- 栽培によって環境を破壊しないこと。
などが挙げられます。
「Australia Certified Organic(ACO)」は、2001年にオーガニックフード等の認定を行なう機関として発足。
オーストラリアのオーガニックを認定する最大の機関認定機関で、世界でも最も厳しいオーガニック基準の一つです。
認定取得後も、年一回のレポート提出や抜き打ち検査など、常に認定基準を満たしていることが求められます。
現在、オーストラリア、ヨーロッパ、日本、アメリカ、スイス、イギリスでのオーガニックビジネスを認定する許可を与えられており、オーストラリアにおけるオーガニック業界の約55%を認定しており、オーガニック製品の約70%にACO認定マークが貼られていると言われています。
IFOAM(ヨーロッパ国際基準)、USDA(アメリカ農務省)などの国際オーガニック認定基準にも対応し、日本の有機JAS(農林水産省)もACO基準を遵守したものとなります。
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