3連休も今日で終わり
話は変わり、9月15日にご近所古着屋のクランチさんが2号店を出店されました
私も新店にお邪魔させて頂きましたが、店の大きさもさることながら、商品ラインナップに危機感を感じ、店を後にしました(笑)
と、リアルな話は置いといて、クランチさんにも新人の方が数名おられ、その中になんとスギを名乗る方がいたのにビックリでした。クランチにはそもそもスギ○カ君という店長さんがおられ、これで大須でスギが3人になっちゃいました。
特にオチはないんですが、とにかく皆さんも是非足を運んで見て下さいね!!
では、そろそろ授業開始しまーす!!
今日はインターミディエイトゾーン(中装域)のもう一つの代表作!!「B-10」についてです。
「B-10」1943年このJKTは米陸軍航空隊インターミディエイトゾーン用のフライトJKTとして産声をあげました。フライトJKTとしては初のコットンシェルを持つJKTとしてや、生産期間の短さが有名なJKTです。
ここで問題です
このB-10の生産期間の短さは半端じゃありません!!1943年の登場から、わずか9ヶ月後の1944年4月、より機能的なデザインを持つB-15が採用されたのです!
この短命もB-10の魅力です。
このB-10ですが、デザインをみると何かに似ていませんか??前回講座の米海軍フライトJKT「G-1」にある点を除いてそっくりですよね。そのある点、「革」か「コットン」かという点です。
ここからは、推測も含めて話しますが、まずこのB-10のデザインはG-1の前タイプ(元祖)M-422系のレザーフライトJKTに非常に類似しています。このM-422は1920年末期から1930年代初期にかけて試用が行われ、米海軍が初めて採用したインターミディエイトジャケットといわれています。後にG-1へと続き、米海軍航空隊の主力ジャケットとなっています。そして第二次世界大戦中、このB-10が開発された背景には皮革の資源枯渇という問題からコットンシェルの採用、アルパカのライニングと素材は決定しました。しかし、そのデザインは米海軍、陸軍の垣根を飛び越えて、機能に対する思想、製作実施等何らかの理由があったと考えられます。
調べれば調べるほど奥が深いもので、今日はこの後のタイプ「B-15」の講座もしたかったのですが、今日はここまでです!!
それでは、ブログ途中にあった問題の返事お待ちしております