就職氷河期世代に生まれて、親のコネも受け継ぐ財産もなかった
よくいる女子だった私。正社員と同じ、いや正社員以上の仕事を
していようとも、契約期間満了で雇用契約は打ち切られてきた。
組織は、私の人生に責任なんかもってはくれない。与えてくれる
のは機会だけだ。だから機会を確実にモノにすることだけ考えて
全力投球で仕事してきた。そうすれば、たとえ雇用契約終了しても
仕事を通じて培った技能と経験は、私のものになっている。
次のフィールドで、前よりもっと高く、自分を売ればいいのだ。
報酬が高い安いで、仕事にかける姿勢を変えたこともない。
仕事で手を抜けば、せっかくの研鑽の機会を失って、損をする
のは自分だから。
支部長になって二か月。実はまだ、事務所が決まっていない。
なぜなら、私が
妥協しないから。なあなあまあまあを通用させないからだ。
有権者から、なぜ自民党が嫌われているのか。それは
今回の三党合意もそうだけど、水面下の話しあいと調整
に明け暮れているイメージがあるからだ。公の議論で
国の意思が決まらないのだとしたら、自分の一票の価値は
何の意味もなさないと感じさせられてしまうもの
狭い田舎の政治は、島争いの小競り合いが日常茶飯事だ。
小競り合いゆえ、組織がまとまらず、力を十分発揮できずに
きた過去がある。事務所契約の際、私はこの小競り合いに
目をつぶることを拒否した。意思決定の場が、表と裏とで
別々にあるような状態であれば、宮城五区支部のガバナンス
が機能しなくなってしまう。小競り合いに目をつぶって契約
するのは、支部長としての魂を売り渡すに等しいと感じたからだ。
年上で経験もある先生方に、まあまあなあなあではなく
きっちりと調整・交渉をして、意思決定を表で行われるように
してくれと私はお願いし続けている。
お前はお金がないくせに、生意気だ、安いのだからこの程度の
仕事でも文句言うな!
という圧力は、もちろんある。だけど屈しない。だって私はずっと
安い値段だろうと、全力で仕事してきたもの。何より、詰めの
甘い仕事ぶりは、国民が許さないことを、私は知っている。
詰めが甘くても許されてきたのは、親から受け継ぐ財産やコネ
があった者たちの鈍感さゆえだと、有権者は気が付いている。