劣化ウランの放射能の半減期は45億年といわれています。
薬きょう、爆弾、巡航ミサイルには劣化ウランが含まれており、それは簡単に重厚な装甲に穴を開けてしまいます。
この兵器が使用された場合、気候や土壌も汚染されます。
アメリカ国防総省の劣化ウラン使用プロジェクトの元関係者は、「ウランで汚染された地域の洗浄方法はまったく存在しない」と述べています。
こうした中、爆弾への劣化ウランの使用は、人体に長期的な健康被害をもたらし、その中で癌、白血病、遺伝子異常などを挙げることができます。
国連は劣化ウラン弾の製造、実験、使用、売却、備蓄を禁じています。
アメリカは2003年、イラクのファルージャに劣化ウランを含む爆弾を投下し、その結果数千人が死亡しました。
この攻撃から現在まで、遺伝子異常を抱える乳児がたくさん生まれており、この数は第2次世界大戦にアメリカの原爆の攻撃を受けた日本よりも多くなっています。