猛暑:停電に家畜大量死、韓国全土で被害

 同日午後9時半ごろには、ソウル市江南区大峙洞のマンションでも変圧器に過負荷がかかり、4棟、600世帯が約1時間にわたり停電した。同市蘆原区下渓洞のマンションでは、4日午後9時26日から翌5日午前4時20分まで停電が続き、住民は寝苦しい夜を過ごした。

 韓国電力公社は7日、全国に猛暑情報が発表された7月24日以降、これまでにマンションの停電事故が22件起きたと発表した。この停電によって1万3000世帯が影響を受けた。

 猛暑による被害は都市部にとどまらない。農林水産食品部(省に相当)によると、7日までに41万8585個体の家畜が猛暑で大量死した。内訳はニワトリが40万1272羽、アヒルが1万7200羽、豚113頭などとなっている。牛に関しては、今のところ被害が報告されていない。

 家畜が死んだ農場は、老朽化した施設が大半だ。農林水産食品部の関係者は「最近建てられた農場には、スプリンクラーや冷房施設が整っており、定期的に家畜に水をかけ、適切な温度を維持しているが、古い農場にはそのような施設がなく、暑さによる呼吸困難で家畜が死ぬケースが相次いでいる」と説明した。

 魚介類の養殖場の一部では、潮が満ち引きする際、魚介類が強い日光に当たり、大量死するケースが報告されている。7日までに猛暑による被害が出た養殖場は20ヘクタールとなっている。

パク・ユヨン記者 , 権承俊(クォン・スンジュン)記者
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