2007年08月10日

店長スギの古着講座

こんにちは晴れスギですわーい(嬉しい顔)手(パー)

以前、古着講座のコメントにジーパン特集をやってほしいとの声

を頂きましたexclamation×2実はジーンズは一番初めにやろうとしてい

たのですが、その広すぎる範囲と膨大な資料とで断念しかけてい

たのですが、そんなお声を頂いたら、店長スギも黙っていられま

せんわーい(嬉しい顔)手(グー)

そんなかんなで、今回よりしばらくはジーパン特集で何回かに分

けて、講座していきたいと思いますダッシュ(走り出すさま)

しかし…いきなりヴィンテージがどうのこうの、年代がどうのこ

うのでは、訳がわからないと思うので、さらにしばらくは基礎知

識から順を追ってやりたいと思う次第ッス手(グー)

いささか説明が長くなりましたが、このジーパン特集が終わる

頃、皆さんはジーパン博士になってること間違いないッスね

exclamation&question

では授業開始ッス手(グー)

まず基礎中の基礎exclamation&question古着において、ジーンズと言えば誰も

が思いつく3大ブランドexclamation×2

LEVI'S

そして

LEE

最後に

WRANGLER

それぞれのバリエーションを全て紹介する事は出来ませんが、ジ

ーンズのオリジナルとも言うべき、各ブランドの代表モデルは確

実に覚えておきましょう手(グー)

そして、今日はその中でもLEVISの6つの代表モデルを覚えましょうexclamation×2

DSC00659.JPG

まずは全てのジーンズの基本と言っても過言でない「501」
特徴:シュリンク・トゥ・フィットと呼ばれる縮ませてフィットさせる生地を使っており、前立てはボタンフライです

続いて
DSC00660.JPG

より都会的なジーンズとして生まれた「505」。防縮加工済みの生地やジッパーフライが501と異なります。501よりもタイトなストレートシルエットです。

続いて

DSC00661.JPG

ウエスタンブーツを中に収められるよう、若干裾を広めにしたブーツカットがこの「517」防縮デニムやジッパーフライな点は505と一緒です。1971年発売。

続いて

DSC00662.JPG

「646」通称「ベルボトム」。1969年に登場から2年後の71年には大流行。70年代の代表的なシルエットを持つフレアパンツ。517よりも更に広い裾幅を持つ。コインポケット(ウォッチポケット)が付かない点はフレアパンツの特徴です。意外にも517よりも2年早い発売なんです。

続いて

DSC00664.JPG

「684」通称「ビックベル」。646よりさらに
裾幅の広い仕様。ラッパの様な裾からラッパパンツ等、色々とよばれている。足の小さい方、ホントに足隠れますよ!!
コインポケット無しのジッパーフライは646と一緒です。

最後に写真ですいません。現在、店に無かったんで……

DSC00665.JPG

「606」1967年発売のスリムジーンズです。昨今スキニーデニムが流行しましたが、その元祖っていってもよいですね!!

と、ここまで、皆さんLEVI'Sの6つの代表的なパンツを紹介しま

したが、もう知っているって方も多かったのではないでしょう

か?!

しかし、このパンツの紹介の裏にはもう一つ気付いて欲しい事が

あったんです。

それは…実に見事に時代を反映させている事です!!その事に気付

いた方は少ないのではないでしょうか?!

501や505に関しては、LEVI'S創設期よりあった物、551Z

の流れの物(いずれ講座しますね!!)と今は置いときまして……

「517」、「646」、「684」、「606」この発売時期

をもう一度整理すると

「517」…1971年 「646」…1969年 「606」

…1967年

ここでピンと来る人はさすがですexclamation×2

そうまさに60年代、時代はモッズファッションの流行が強く

そのファッションのパンツはまさにスリムexclamation×2

そして、70年代、ヒッピー文化の流行により646、684、

517と次々とブーツカット、フレアの時代へ変わっていってい

ます。

時代背景があってこその流れ、登場という訳ですねexclamation×2

単純に517はブーツカットだ!!とか684は…とか言うのも勿

論否定は出来ませんが、こんな時代背景の下に生まれたパンツっ

て事を知っていると、ますますジーンズが好きになるかもしれせ

んねexclamation×2

では、本日の講座はこの辺で終了ですわーい(嬉しい顔)手(パー)



posted by feeet 店員 at 22:07| Comment(6) | TrackBack(0) | 日記