2007年07月30日

店長スギの古着講座!!!

こんにちはexclamation×2スギですわーい(嬉しい顔)手(パー)

今日は、夕方から降ったり止んだりの雨…Feeetもいつもよりちょっぴし静かな一日でした雨そんな中でも足を運んで頂いた方には本当感謝ですグッド(上向き矢印)ありがとうございましたexclamation×2

さてさて、かねてより試行錯誤した結果ひらめき本日より私、スギもようやく新コーナーを決定しました手(チョキ)

題して

『店長スギの古着講座』

かなりGO MY WAYなこのコーナーは私、スギが大好きな古着の歴史を簡単ではありますが、説明させて頂き、買い物なんかで古着を選ぶ時、少しでも役にたてたらなぁ〜っと思い決定しましたexclamation×2

なにぶんまだまだ未熟者ですので、間違った言い回しなんかがあるかもしれませんが、そん時は容赦なく突っついたってくださいパンチ

では、第一回のPICK UPは、現在フットボールTや染み込みプリントなんかで人気爆発中の「CHAMPION」の歴代のタグにスポットをあてて次項有

授業開始ッス手(グー)

チャンピオンと言えばご存知の方も多いですが、スウェットシャツの名品を世に送り続けているブランドですねexclamation×2

代表的な物では、スウェットシャツに大学等のロゴを入れるレタリング作業、海軍訓練用リバーシブルTシャツ。そしてリバースウィーブという画期的な製法、等。

そんなチャンピオンも80年の歴史の中で様々な改良、細かなディテールチェンジを実施してきました。

そんな中で最もわかりやすく、また古着好きの心を躍らす物が
「タグ」です。

チャンピオンもタグのバリエーションが非常に多いブランドで、最も有名なのは、ランナーズ、リバースウィーブの赤単、青単ですね。
今日はそんな中の18種類のタグの変遷を解説とともに披露ッス手(グー)

DSC00325.JPG

上から…
・40年代以前の貴重なデカランナーズタグです。
・最もメジャーなランナーズタグです。社名が大文字表記の為、通称 大文字ランナーとも。50年代製。
・もう一つの大文字ランナーズタグ。違いは文字の位置だけで、ほぼ同年代製と考えてよいです。
・大文字版に対して、小文字バージョンも存在します。そのデザイン性から、50年代製という見方もできます。

DSC00326.JPG

・こちらは、肩幅の数字表記がない、小文字ランナーズ。
・リバースウィーブの中でも古いタイプに属するのがこのタタキタグ。およそ50年代に使われていました。
・主にウォームアップ用ジャンパーに使われていた、タタキタグ。50〜60年代初期頃のタイプと思われます。
・Cの中にランナーが入っている「C中ランナー」タグ。60年代初〜中期に使用された型です。

DSC00327.JPG

・C中ランナータグは赤と紺の2種類が存在します。
・60年代前〜中期に製造されていたスポーツジャンパーには一貫して、この三角タグをつけていました。
・67年、社名変更に伴い、ロゴも一新。ブロック体のみの表記 に。
・社名変更直後の60年代後期〜70年代初頭に使用された、リバースウィーブのタタキタグです。

DSC00328.JPG

・70年代以降に作られたスポーツジャンパーのタグで再びランナーズマークを、刺繍により復活させています。
・陸軍士官学校候補生の体育用リバースウィーブ。赤単タグを使用。70年代製。
・赤単と双璧をなすのが、青単タグです。同じく70年代製。
・Tシャツで見かける長方形タグ(バータグ)はトリコ型が9割。

DSC00329.JPG

・前述の赤単タグに対して、王道のトリコタグ。どちらも70年代製が主流です。
・70年代末〜80年代製のリバースウィーブにはプリント式のトリコタグを採用。

ひらめき皆さんいかがだったでしょうかexclamation&question文章にするとかなりの長編で…最初なんではりきっちゃいました。
ここまで読んでくださった方、ありがとうございます。

それでは本日の講座は終了ですわーい(嬉しい顔)手(パー)
posted by feeet 店員 at 21:51| Comment(14) | TrackBack(0) | 日記