抗加齢医学(アンチエイジング)というのは、年を取るということを自然現象ではなく1つの病気として捕らえ、病気の予防だけにとどまらずどんな年齢においても心身を最良の状態に保つ新しい医学です。
1、(例)抗加齢とは・・・ DNA構造から推測される人間の生命学的寿命は125余年もあります。しかし、この年齢の半分を費やしただけの「眠りが浅い」、「疲れやすい」などの症状を訴える患者さんに対し、今まで医師は、「加齢現象」という理由で現状回復・改善を諦めているケースがほとんどでした。しかし、「抗加齢医学」では、適切な臨床医学的立場から、医師が正しい食生活、運動療法、サプリメントによる治療、ホルモン補充療法などを施し、時の刻みと共に年は重ねても、その年齢よりも若くベストな心身を作ることを目標としています。「どんな年齢のステージにおいても人体として最良の状態を保っていこう」ということで抗加齢医学が始まりました。
アンチエイジングと聞いて、まだ若いから大丈夫だと思う方もいるかもしれません。でも、医学的にみると身体の特定の部分では10歳代後半のような未だ発育期と思われる時期から"衰え"が示すものがあるのです。眼、耳などの感覚器でも20歳代から"衰え"を示すものもあります。ですから、若い時期から食事に気をつけたり、運動をすることで「加齢現象」を予防していくことが大切なのです。これを読んだ、たった今からあなたのアンチエイジング生活は始まります。
2、当院の抗加齢への取り組み
1、サプリメントによる内面からの抗加齢
現在の食事では摂りきれない栄養分をサプリメントにて摂取する。また、活性酸素による害を抗酸化作用のあるサプリメントを摂取することにより予防する。
2、現在の病気の治療
原因がはっきりしている疾患に対する治療
3 美容皮膚科
最適の基礎化粧品を紹介し、お肌のケアや外見の若返りに取り組んでいます。保険外治療をご要望の方にはリブメディカルクリニックをご紹介します。
4 ホルモン療法
加齢によるホルモン分泌量の低下による様々な症状を原因ホルモンをつきとめそれを補充することにより治療する。
5 免疫強化療法
漢方や星状神経節ブロックを用いた免疫強化療法 |

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3、サプリメントについて
サプリメント サプリメントはその作用により二つに大別されます。
その一つは、ある特定の病気や症状に有効なお薬に限りなく近いサプリメントで、例えば、軽症のうつ症に有効なセントジョーンズ・ウォートや前立腺肥大に効くソーパールメット(のこぎり椰子)、目のトラブルに対処するブルーベリー、睡眠のリズム障害に有効なメラトニン(松果体ホルモン)などが有名です。しかし、
この分野では、その効果を針小棒大に宣伝しているいかがわしい製品も多く、専門医の指導と説明、宣伝に惑わされない充分な注意が必要です。 もう一方のサプリメントは、あらゆる成人病やガンの根源的な原因である活性酸素の作用を阻害する物質(抗酸化物質、スカベンジャー)で構成されたもので、その多くは植物から抽出されています。ビタミンC、E、やカロチノイド、リポフラボン、緑茶のカテキン、ブドウ酒のポリフェノール、等が有名で、充分に摂れば摂るほど、身体に良い作用を及ぼします。ただ、これらを日常の食生活で充分量摂取することは不可能に近く、この種類のサプリメントは現代人必須のものと考えています。ただ、これらの物質は天然の物であることが重要で、あまり値段の安い物(合成品)は、有害無益である事も多く、あまりお薦めする事は出来ません。
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