アンチエイジング、英語にするとanti-ageingでなんとなく響きがかっこう良いですが、日本語に訳すと抗老化あるいは抗加齢となり、地味なイメージになります。一般的にアンチエイジングと若返りと同義にしていることを見かけますが、正しくはあくまでも加齢・老化に抗う、つまり抵抗する治療です。地味かもしれませんが日々のお手入れ、治療がその後の違いとなって現れてくるのです。
つまり、アンチエイジングには開始年齢が早すぎることはありません。たとえば10代の女性が、将来のために日頃から日焼け止めをきちっと使用する事もアンチエイジングということができます。もちろん最終的に手術が必要な場合がありますが、それまでの期間を可能な限り先延ばし、あるいは必要としない状況に持っていくことが重要です。
アンチエイジングには様々な治療がありますが、大きく分けると身体の中から行うもの、皮膚内あるいは皮下レベルでの治療と肌の表面レベルでの治療となります。もちろん自宅で自身で行える顔のマッサージ、運動、化粧品そしてUV(紫外線)ケアも重要であることは言うまでもありません。
1.身体の中からのアンチエイジング
身体の中からのアンチエイジングは単純に言うと、健康を保つことにつきます。健康な体なくして健康な肌はあり得ません。体調不良がそのまま顔色に表れることからも、容易に理解できると思います。健康維持などに関しては他に譲りますが、例えば最近少し疲れ気味等の症状に対しては、点滴による治療をお勧めします。
ニンニク注射・・・少し疲れている、あともうひと頑張りが必要な方にお勧めです。ニンニクに似た匂いのビタミンB群の注射です。
プラセンタ注射・・・プラセンタとは、ヒト胎盤ゆらいの抽出液のことです。もともとは肝臓機能の改善、更年期障害の薬として使われていた医薬品で、このプラセンタを注射もしくは点滴して新陳代謝を活性化することで老化を防ぎます。
ビタミン点滴・・・疲れが溜まっている、肌にも疲れが表れている等の症状に対して行います。各種ビタミン剤のほか肝臓に働きかけ、デトックス(解毒作用)効果のある成分も配合しています。
総合オリジナル点滴・・・プラセンタ、ビタミンをそれぞれ増量した点滴内容で疲労回復、アンチエイジングに用います。
高濃度ビタミンC点滴・・・肌の老化は、皮膚の線維芽細胞の活性の低下に伴うコラーゲンの減少、酸化から生じる活性酸素によるダメージの蓄積が原因となります。高濃度ビタミンCの点滴は経口摂取によって得られるビタミンCの濃度を約20倍に高めることによって、メラニンの減少、活性酸素の除去、コラーゲンの増生が行われます。
1回 | 5回セット | 10回セット | |
ニンニク注射 | \3,150(税込) | \12,600(税込) | \25,200(税込) |
プラセンタ注射 | \3,675(税込) | \14,700(税込) | \29,400(税込) |
ビタミン点滴 | \8,400(税込) | \33,600(税込) | \67,200(税込) |
総合オリジナル点滴 | \12,600(税込) | \50,400(税込) | \100,800(税込) |
高濃度ビタミンC点滴(25g) | \12,600(税込) | \50,400(税込) | \100,800(税込) |
2.皮膚の中、皮下レベルでのアンチエイジング治療について
皮膚の中、皮下レベルのアンチエイジング治療は主にシワ・タルミの予防を主眼に置いてます。もうすでに生じてしまったシワ・タルミに関してはそのページを参照(クリックすると飛びます)していただきたいと思いますが、肌の皮膚の張りを持たせ、小じわの予防には光線(LED)治療があります。
LED治療
弱い光には細胞の活性化の作用があります。しかしただ弱いだけでは皮膚内に光は届かないため、日常生活の範囲の光では効果は認められません。LED光はレーザーまでとは行きませんが、性質が似ておりそれゆえ皮膚の細胞に働きかけることができその効果を発揮します。
全くの無痛の治療であり、横になりながら15分程度光を浴びるだけの簡単なものです。しかし効果は複数回治療した後でないと現れないため、根気が必要です。またこの治療は、ニキビに対しても効果がありますのでご相談ください。
3.皮膚表面レベルでのアンチエイジング治療について
皮膚表面レベルでのアンチエイジング治療は、シミの予防を主眼に置いています。すでに生じたシミの治療はシミ・ソバカスのページに詳しく記していますのでご参照ください。
そもそも、シミは主に角質の増生、表皮レベルでの新陳代謝の低下により生じるものです。まずは確実な角質ケアが必要になります。
角質ケアのピーリング治療
角質は肌の最も外側にあり、直接外界と接する部分です。肌の内部を守る役割があるため、本来は新陳代謝が活発で約4週間で入れ替わります。これを肌(角質)の回転と言ったりターンオーバーと言ったりします。
この期間に新しい角質との入れ替わりが滞り、中に含まれるメラニン(色素)が増え、厚みが増した状態がシミの一つです。この角質が増えないように、定期的に角質を落とす治療をピーリング治療と言います。
またピーリングは真皮を刺激することで皮膚そのものを活性化し、ハリを出すこともできます。角質ケアはニキビ治療にも大変重要です。日本橋Fレーザークリニックでは、お肌の状態に合わせた各種のピーリングをご用意しています。