2012年08月09日

死にかかった話

立秋を迎えたものの猛暑が続く。熱中症で亡くなる方が後を絶たないが、私は暑さを好む。
その理由は、今年の一月の大寒波の際、低体温症で倒れたからだ。

私は畑の中の小屋に寝泊まりしていた。寒さで体力が落ちたときは教会で寝たこともある。
小屋は密閉されておらず、いわば「土管」内と同じであり、室内のパックの牛乳が凍った。

布団はなかった。寝袋と毛布、湯たんぽで暖を得ていたが、外気温はマイナスである。身体は寒さを感じなかったが、呼吸器系の機能が著しく低下していた。

いつものように暖を取りに市の施設に向かったが、途中で息苦しくなり動けなくなった。経験したことはないが「高山病」のように、20メートル自転車で走ると「ハーハー」と息が切れ動けなくなった。

力を振り絞って近くの病院に向かった。

相談員という方が話を聞いてくれた。体温を計ったら35度を下回っていた。凍死とは低体温が原因と知った。
私は入院を希望したが、満床で病人の人が空き待ちの状態という。

相談員の方は、市の社会福祉課に連絡してくださった。それで助かった。

私は、埼玉の寒さを甘く見ていたのである。

読売新聞の讒言(ざんげん 他人を陥れようとして、事実をまげ、いつわって悪しきさまに告げ口をすること)報道で谷底に突き落とされた私であるが、私は神に赦された人間である。

死ぬわけにはいかないのである。
posted by M.NAKAMURA at 11:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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