ロンドン五輪カヌー男子スラローム・カヤックシングルで日本男子初の決勝に進出し９位になった飯田市出身の矢沢一輝選手（２３）＝山田記念朝日病院＝が帰国し、６日、阿部守一知事に結果報告した。「県民に応援をしてもらい、初の決勝に進めました」と感謝する矢沢選手に、知事は「素晴らしい結果。更に活躍してほしい」と励ました。

　競技は７月２９日からで予選１５位、準決勝９位で通過。１０人が出場した決勝（８月１日）で９位になった。北京五輪の１８位から大きく順位を伸ばした。矢沢選手は「北京は初の五輪で緊張があったが、ロンドンは自信を持って臨めた」と笑顔で話した。【小田中大】