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死亡事故の工事現場 ほかにも中学生
8月7日 18時48分

死亡事故の工事現場 ほかにも中学生
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群馬県桐生市の中学校の解体工事の現場で、アルバイトで働いていた14歳の男子中学生が死亡した事故で、この現場ではほかにも中学生が働いていたことが分かり、警察は雇用が禁止されている中学生が働いていた経緯を詳しく調べています。

6日午後、群馬県桐生市にある中学校の体育館の耐震化工事の現場で、コンクリートブロックの壁が崩れアルバイトで作業をしていた栃木県足利市の中学3年生、石井誠人さん(14)が下敷きになり、7日午前、死亡しました。
警察によりますと、石井さんは壁を解体して、がれきを運び出す作業をしていたということです。
労働基準法では、中学生以下の子どもが危険を伴う工事現場などで働くことを禁じていますが、事故の現場では石井さんのほかにも1人、別の中学生が働いていたことが警察への取材で分かりました。
この中学生は石井さんの同級生で、同じ群馬県太田市の業者に雇われて工事現場に派遣されていたということです。
警察はこの業者から事情を聞くなどして工事の安全管理や中学生が働いていた詳しい経緯を調べています。

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