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壁崩れ作業中の中学生が死亡 群馬8月7日 13時52分
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6日、群馬県桐生市の中学校の工事現場で壁が崩れて、作業をしていた14歳の男子中学生が下敷きになり、中学生は7日、死亡しました。
警察は、工事の安全管理や中学生が働いていた経緯について調べています。
6日午後、群馬県桐生市にある中学校で、体育館の耐震化工事をしていたところ、コンクリートのブロックの壁が崩れ、アルバイトで作業をしていた栃木県足利市の中学3年生、石井誠人さん(14)が下敷きになりました。
石井さんは意識不明の重体となり手当てを受けていましたが、7日午前、死亡しました。
石井さんは、ほかの4人の作業員と壁を解体してがれきを運ぶ作業をしていたということで、警察は7日朝から現場検証をして詳しい状況を調べています。
一方、石井さんが通う中学校によりますと、石井さんは担任の教諭に「仕事を体験するためアルバイトをしている。アルミ缶とスチール缶の仕分け作業をしている」と話していたということです。
労働基準法では、中学生以下の雇用は危険のない業務であれば可能になる場合もありますが、解体工事などでは禁止されていて、警察は、石井さんを雇った群馬県太田市の業者から事情を聞くなどして、工事の安全管理や石井さんが働いていた経緯を調べています。
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