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help RSS Eclipseで使うMemory Analyzerのインストール

<<   作成日時 : 2010/09/30 01:07   >>

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昨日のGDD2010、内容盛りだくさんでした。またYoutube等で公開されたら見直したいと思います。

その中でも一番印象に残ったのが、Tim Brayさんの「推定するのではなく、測定しなさい
という言葉です。
セッションで測定ツールとして紹介されていたのが、Memory Analyzerというツール
さっそく検索しましたが、インストール手順が明確に書かれたサイトが見つからないです。
プラグインだから、インストールしといてみたいな感じです。

http://www.eclipse.org/mat/downloads.php
によれば、
install the Memory Analyzer into an Eclipse IDE use the Update Manager and the update site URL provided below. The Memory Analyzer (Chart) feature is optional. The chart feature requires the BIRT Chart Engine (Version 2.2.2 or greater, available via Update Manager).

Birt Chart Engineの2.2以上が必要です。
多分、グラフみたいのを出すのに必要なんでしょうね。

http://wiki.eclipse.org/BIRT_Update_Site_URL
を見ると、Galileo用は2.5.xのようです。

さっそく、Update Manage経由でダウンロードしてみましょう。

(1)使用可能なサイトの追加
ヘルプ→新規ソフトウエアのインストールを選択します。
インストール画面がポップアップするので「使用可能なソフトウエアサイト」をクリックします
画像


(2)BIRT Chart EngineとMemory Analyzerのダウンロード先を使用可にする
設定画面がポップアップして、使用可能なソフトウエア・サイトが表示されます。
一覧からロケーションが
http://download.eclipse.org/birt/update-site/2.5
http://download.eclipse.org/mat/1.0/update-site/
となっているものをクリックして右の「使用可能にする」ボタンを押して下さい。
画像

設定が終わったら「OK」を押して画面を閉じます。

(3)BIRT Chart Engineのダウンロード
インストール画面で「作業対象」のドロップダウンにロケーションが追加されます。
まずは、http://download.eclipse.org/birt/update-site/2.5を選択します。
画像


名前欄にインストール対象が表示されますが、今回はエンジンだけ選択して「次へ」を押します。
画像


そのまま「完了」を押します。
画像


インストールが始まります。
画像


セキュリティ警告が表示されますが、そのまま「OK」を押します。
画像


インストールが終わると再起動を促す画面が表示されるので「OK」を押します。
Eclipseが再起動します。

(4)Memory Analyzerのダウンロード
インストール画面で「作業対象」のドロップダウンでhttp://download.eclipse.org/mat/1.0/update-site/を選択します。
名前欄に表示されたMemory Analyzerの全てのコンポーネントを選択して「次へ」を押します。
画像


そのまま「完了」を押します。
画像


インストールが始まります。
画像


インストールが終わると再起動を促す画面が表示されるので「OK」を押します。
Eclipseが再起動します。

(5)インストールの確認
Eclipseが再起動後にヘルプ→Eclipse SDKについてを実行します。
Eclipse SDKについて画面がポップアップするので、「インストール詳細」を押します。
Eclipse SDK インストール詳細画面がポップアップします。
「インストール済みのソフトウエア」タブに追加したソフトウエアが存在することを確認します。
画像


(6)実機でのメモリ消費チェック
インストールが終わったので、実機でメモリ消費をチェックしてみます。
USBケーブルで実機を接続して、アプリケーションを実行して、適当に動かします。
終わったら、DDMS画面を表示します。
Devicesタブの下に携帯のマークがOnlineになっているはずです。
その下にプロセスがいくつか並んでいるので、対象のプロセスを選択して、「Dump HPROF file」のアイコンをクリックします。
画像


Getting Started Wizard画面がポップアップします。「Leak Suspects Report」を選択して「完了」を押します。
画像


画面に分析結果が表示されます。
トータルのメモリと使用分類(リーク)が表示されます。
画像


下の方に詳細へのリンクがあります
画像


アプリでハッシュテーブル使っていて、結構メモリ消費しているようです。Problem Supect3のDetailsをクリックすると、詳細分析が表示されます。
画像


色々分析機能があるようなので、今後、OOM対策に使って行こうかと思います。

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