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あと一週間ほどで月マガ発売です。
さていよいよ発売になります9巻ですが、本誌を読んでいらっしゃった読者さんは
「ん?」と思われるかも知れない部分が一箇所あります。
33話の最終ページ、列車の音だけが聞こえる台詞無しのページですが
そのページが単行本ではカットとなります。
あのページは、次号へのヒキの為に作った
いわば「連載用アタッチメント」みたいなものなので
『はい、今回のお話はここまで!』という閉幕の演出でもあります。
読者さんのテンションを一段落させてしまうのは
月刊掲載の区切りには良いものですが、単行本では続けて読めるのだから・・・
という事で読者さんには33話のテンションそのままで最後まで読んで貰いたく思い
「ここで一休み」を無しにすることにしました。
単行本派の人が読めないページがあるというのは、やはり良くないと思いますので
9巻発売直後あたりにブログにてカットしたページをアップいたします。
単行本を一通り読み終えたあと、「ああ、連載時はこうやって繋いでたのか…」と
小ネタ的に楽しんで貰えれば幸いです。
>伊賀さん
はじめまして。お気を張らず、御自由にいらしてくださいませ。
カルッセル編は仰る通り、少尉と伍長の絆成長が主題の一つでもあります。
この先に待ち受けているであろう、幾多のハードな展開を切り抜けるためには
ここいらで二人の絆の補強が必須かな…と。
>猫震さん
あのラストシーンはあらかじめ決めていたのですが、そこに辿り着くまでに
恐ろしいほどの道のり(回り道含め)でした。特に伍長がどんどん暗い方向に…。
作品のテーマ上、時には重く暗くなる事は避けられませんが、それでも
出来るだけ娯楽漫画路線でいきたいと思います。
>k太さん
カルッセルにまつわる問題はまだ山積みで、ヴィッターもフランシアを喪った事への
心の整理が完全に出来た訳では無いとは思いますが、それでも「彼らなら大丈夫だろう」
という所までは何とか持っていけたかな…と思います。ヴィッターは再登場の予定も
ありますが、当分は2課の任務で急がしそうです。
9巻は今までで一番分厚くなりそうです。
ページ制限上、インターバルを入れられないかも・・・という心配もありましたが
なんとかネジ込めました。カルッセル編最終巻、よろしければ。
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