若者たちの目的は無賃乗車だったとみられています。神戸市のJR須磨駅で、海水浴客とみられる若者が線路内に侵入し、列車が運休する騒ぎとなりました。
午前7時半ごろ、JR須磨駅を通過しようとしていた快速列車の運転士が、反対方向の線路上にいる5人の男を発見。列車を緊急停止させました。5人組は身なりなどから海水浴に来た若者たちとみられ、無賃乗車をするため、駅から50メートルほど離れた踏切から外に出て、須磨海岸へ向かったとみられています。この緊急停止で、JR山陽本線は朝のラッシュ時に上下線2本が部分運休し、1万2000人に影響が出ました。警察は、鉄道営業法違反の疑いで踏切などに設置された防犯カメラの映像分析を進め、列車を止めた5人の若者の行方を追っています。
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