大阪市の橋下市長は、大阪都構想で特別区に分割する市の区割りについて、年内に複数案を提示する考えを示しました。
橋下市長は当初、大阪都構想が実現した場合の大阪市の新たな区割りについて、今月就任した公募区長に、来年夏までに原案を作らせるとしていました。7日、公明市議団と会談した市長は、「区長や議会にデータを提供し議論してもらった上で年内には複数案を提示したい」と区割り案を前倒しで、大都市制度推進協議会に出すと明言しました。橋下市長はまた、区長が区割り案を提示する前に独自案を出す考えはないとしています。公明市議団は、「区の実情がわからない区長に、区割り案ができるのか」との考えを示しています。
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