Windows 7で拡張パーティションと論理パーティション作成

| コメント(0) | トラックバック(0)

Windows 7では「ディスクの管理」画面から明示的に拡張パーティションを作成することができなくなってしまった。

個人的にはデータ保存用途のディスクの場合、全体を1つの拡張パーティションとして確保してきたので、勝手にプライマリパーティションになってしまうのはちょっと困る(実害はないが)。

しかし、標準でインストールされているコマンドラインツールのdiskpartを使えば、明示的に拡張パーティションを作成することができる。

コマンド プロンプトで「diskpart」と入力すると、新しいウィンドウが立ち上がるので、そこで以下のように実行する。

※以下は、新品のディスク4(1.5TB)全体を拡張パーティションとして、中に1つの論理パーティションを作成するサンプル。

Microsoft DiskPart バージョン 6.1.7600
Copyright (C) 1999-2008 Microsoft Corporation.
コンピューター: RAP55P1

DISKPART> list disk

ディスク 状態 サイズ 空き ダイナ GPT
### ミック
------------ ------------- ------- ------- --- ---
ディスク 0 オンライン 59 GB 4096 KB
ディスク 1 オンライン 465 GB 1024 KB
ディスク 2 オンライン 1397 GB 7168 KB
ディスク 3 オンライン 1397 GB 7168 KB
ディスク 4 オンライン 1397 GB 1397 GB

DISKPART> select disk=4

ディスク 4 が選択されました。

DISKPART> list partition

このディスクには表示するパーティションがありません。

DISKPART> create partition extended

DiskPart は指定したパーティションの作成に成功しました。

DISKPART> create partition logical

DiskPart は指定したパーティションの作成に成功しました。

DISKPART> exit

なお、ディスクのフォーマットやドライブレターの付与はこれまで通りディスクの管理画面にて実行する。

ちなみに上記手順でディスク全体を拡張パーティションにした場合と、Windows XPのディスクの管理画面でやった場合では、サイズが微妙に違っていたのが気持ち悪い。Windows 7の手順の方がちょっとだけ大きくなる。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.ossfan.net/mt/mt-tb.cgi/23

コメントする

このブログ記事について

このページは、らのが2010年9月30日 11:23に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「Windows 7とXPでファイル共有」です。

次のブログ記事は「Microsoft Remote Desktop Connection Client for Mac 2」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。