真面目に遊んで飯を喰う(2nd season)

40overの備忘録です。

 真面目に遊んで飯を喰う・・・    



posted by mitsmits
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我慢していたんだが

耐えきれず



これから行ってくる。



これまで避けてきた青いジャージ・・・買うてもうた。

レゲエの国のすっげ~早ぇ~奴のも。


んじゃ!!

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Surprizeというもの・・・嫌いではない。

するほうもされるほうも。




そんな私は今まさに昼飯を食い終わった。

残念なことに
これまで広島にはデリバリーと言えば
お決まりのピザであったり、スシ類だったり、
ちょっと意表をついて中華が出始めたばかり…私の知る限りでは。


そんな中、

「イタリアン専門のデリがあるみたいですよ!」と手渡されたチラシに
少しだけ感激し始めた11時。

今までピザのサブ商品としてパスタだったりは見たことがある。
もちろん、頼んでガッカリするだけ。

どちらかと言えば、
その若干高めな値段に腹立つ事はあってももう一度頼むことはない。


少しの不安を感じながら、30分ほど悩む。

悩むと言っても、頼むor頼まない。ではない。
既に『本格石窯』とか、『広島初登場』『本場仕込み』というキャッチに
洗脳されている。

“何を頼むか?”

これで悩んでいるだけだったりする。


結局、

『味わい深い特製イベリコベーコンのカルボナーラ』

といかにも取ってつけたような素人丸出しのネーミングに心惹かれた。


待つこと30分、少々高めの1380円と引き換えに

その箱を開けると、片隅3分に身を寄せたカルボナーラを食す。

ある意味でサプライズ。



自分を言い聞かせる。

“きっと配達してきたアルバイト君は、
オレが知らないだけでハンパ無い能力を持っているんだ!
その優秀さ故に人件費が高いんだ。
もしくは、そのアルバイト君はバイクで配達するわけじゃなく、
リムジン的な車に乗って来たんだろう?”と。


そんなイライラ状態にある私をYahooがにこやかにしてくれた。
その特集記事の中にあった動画セレクション。


偶にはこういうサプライズをしかけてみたいもんだ。


とウルウルしてしまった。





ポイントは
ママに向かって“2度見”するところですなッ!

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なぜかその時の光景が今でもしっかりと頭にこびり付いている。
消す必要も無ければ、残す必要もない記憶。


偶然とは、その字の通り、偶々にして然。

なぜか留まっているその記憶をなぞり書くかのように
白黒の記憶を鮮明な色を加えるかのように
20数年前の必要ではない記憶を呼び起こす。



中学での野球部の活動が終わる頃から無所属の高校2年にかけて
映画というものに取り付かれ、
週末のほとんどをたまには放課後までも映画館に通ったことがある。

もちろん、こんな私でもデートと言う場面で
時に緊張感で頭の中を妄想に占拠されながら、
デートというシーンにふさわしい2度目の映画をチョイスしたり
時にその関係性に慣れ合いが生じ過ぎて、
映画館を出るときには1人きりだったり…。


そんな折、どうしても見たかった映画


『鬼龍院花子の生涯』


突然CMで出てきた夏目雅子という当時の私にはお姉さんすぎる女優に心奪われていたから。
TVで大々的に告知される既に大女優と評される夏目雅子を見たかった。
もちろん、その夏目雅子の初ヌードという冠がほぼすべてを占めた。

TVで見る告知CMには興味以上のものを感じざるを得ない強烈なインパクトがあった。

通ぶって言えば、
『仁義なき戦い』以降、任侠ものを好んで観ていた時期にも重なり
その流れから『五社英雄』の映画に辿り着いたという言い訳も持ち合わせてる。


自分を正当化するとすれば
大学の受験科目に日本史を選択したというきっかけもあった。

その日本史の先生が時折、
授業を脱線し過ぎてコアな情報まで言及するというきっかけもあった。
大正から昭和にかけての授業だったのだろう、恐らく・・・?
しかし、そこからどうして『鬼龍院花子の生涯』の話になったのかは定かでない。

ただ、
「先生が授業中に脱線してそこまで言うんなら観てみようか!」
なんて大義は成立している。


恐らく、『鬼龍院・・・』がR指定されてはいなかったはずだが
それを観るために女の子を誘うというNonセンスな男ではなく
男同士で映画=ダッセ―奴。という無駄なプライドもあった。

ということで、
とある放課後、友人の誘いを理由も告げずに断り映画館へ。


もちろん映画は堪能した。
誰もが知る「舐めたらいかんゼよ~!」というセリフに鳥肌を覚え、
大人のシーンで少しだけ反応し、持っていた鞄を足元から膝上に移動させ…。


ただ、バツが悪すぎた。

そのシーンを頭に留めるて持ち帰ることだけを考えながら外に出た時、

同じクラスのどちらかと言えば奔放にして派手な女“A美”の両親と遭遇。
しかも、近所の馴染みの食料品店のオジサンでありオバサン。

「お~っ、Mits!1人か??」
「やらし~奴じゃの~お前も~~」と冷やかすオジサンの横で
何かを言いたそうな顔でほほ笑むオバサン。


安易に翌日の休憩時間が想像できた。


教室に入るなり、
私の視線の先にいたヘラ顔A美が近づいてきて一言

「おはよ~花子!」

案の定、その日以来高校卒業まで…一部の同級生は今でも

私のことを『花子』と呼ぶ。





という出来事から20数年経った昨日

その時と同じような純粋な気持ちで映画を観に行った。
40過ぎにして1人でこの映画を観ると言う少しの後ろめたさを抱え



真面目に遊んで飯を喰う(2nd season)
http://hs-movie.com/index.html


まあ映画に関しては・・・

もともと2代目という存在を私は一切認めていない。
確かにそのオヤジは舞台演出の名士かもしれないが、
カメラ持って遊んでいたその娘がそのままDNA受け継ぐとは限らないわけで

確かに原色を多用した映像美と言うものは見ごたえある。
悪く言えば目がチカチカする。
沢尻さんは観ているだけならやはり美しい。
想像する沢尻さん本人と映画の中の沢尻さん・・・
男視線で言えば、こういう厄介な女への興味は誰もが持ち合わせるという憂鬱。
この映画には、話題性どうこう理屈を言うより沢尻さん以外は不適。

私が高校生であるなら、膝上用の鞄も必要だっただろう?

総じて言えばおもしろい方に入る。



ただこの日は、そんな映画なんてどうでもよく・・・


偶然とは、その字の通り、偶々にして然。


映画が終わりエンドロールが流れる頃、後ろの席から肩をたたかれた。

「何しよるん“花ちゃ~ん”久しぶりじゃね~」
「入り口で声かけたけど気づかんかったけ~後ろで監視しよったんよ」
「もう可笑しい過ぎて映画どころじゃないわいね~~」

まさにHelter Skelter(ひっちゃかめっちゃか)

ほぼ3年ぶりなはずなのに何の衒いも無く
変える気すら無いような純粋な広島弁
しかも館内に響き渡るような大き過ぎる声


声をかけてきたのは

食料品店の娘・・・奔放な派手な女・・・

後ろの席で妹と一緒にコソコソ昔話していたらしい。

A美も、同じように食料品店の両親から伝え聞いた
『鬼龍院・・・』の記憶をなぞっていたらしい。

ただA美はたった3年という期間に一回り大きくなってた。
真夏だと言うのに冬の衣装をまとったようなシルエット…
3年前までは高校時代の派手な振る舞いに見合う容姿を保っていたはずなのに。

残念な奴・・・。



その一方で
20年ぶりに会う年の離れた当時小学生の
食料品店を遊び場としていた妹“K織”はその姉とは逆に見事な変貌を遂げていた。


「K織 だよね?」
「イイ感じの成長してるじゃん!!」

よくよく考えれば、
いかがわしいオッサン的な言葉を知らず知らず投げ掛けていた。

誰よりも早く、冬の冬眠準備に胃の中に食料を備蓄した姉には見向きもせず
妹にだけ店の名刺を渡しておいた。



この日の唯一の収穫。

アノ冬籠り前の姉がいなければもっと・・・。



posted by mitsmits
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毎日が暑い、熱い。

7月も後半となれば暑いことは当たり前なのだが

今年はいつも以上の暑さ、熱さを感じずにはいられない。


体感する気温だけが暑いのか?

いやいやそうじゃないらしい。


どうやらムダな熱さを感じているようで。


自分だけ熱いんだろうか?

いやいやそうじゃないらしい。


ココ広島はもとより全国的に何かと熱さを感じるようで。




広島の“熱さ”と言えば

鯉のぼりのシーズンまでと誰もが感じていた。

4月に始まって5月上旬までのほんの1か月少々



20年近くに渡り、皆口々に言っていた、毎年のように…

「今年は熱くなるぞ~」と。


蓋を開ければ、その熱さを感じるのは5月過ぎまでに変わりはないのに。

それなのに今年は7月も終わろうとするこの時期に“熱い”


10月、11月まで熱さが続くのか?と妙に期待させられてる始末。



全国的な“熱さ”と言えば

今までは決して受動的な熱さにしかなかったような???

それが今年になって急激に

自分のために…身近な人のために…意思を表現する熱さ、主体的に。


何かが違う熱さ。



広島では

この熱さの影響で大型TV設置する飲食店が増えているらしい。

この熱さの恩恵でビジネスマンが接待席での会話に困らないらしい。



全国的には

各自の意思表示が大きな塊となって熱気になってるようだ。

今まで無関心だったことに関心を持ち始め

人任せだったことに自ら赴き、自らの意思で『NO』を発する。

客観視してクールに振る舞うことがカッコイイと思ってる場合じゃないらしい。



考え、意思を持ち、言葉にして、体現する。

この流れ・・・悪くない。嫌いじゃない。



Mits





大意)
広島地区限定で『赤(鯉)』や『紫(熊)』に俄かに浮かれ翻弄される様と
全国的に広がりつつある、理や義ある声を対比してみました。

posted by mitsmits
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『市民団体』ほにゃらら・・・名刺に堂々とそれを謳い
ご丁寧にも漢字20個以上の長々した肩書を持つ方と会うことになった。

先方の「こちらは3人で伺います。」という言葉もあり
手狭な事務所は避け、近所のホテルのラウンジを約束の場所に。

久々のWebサイト制作。

これまで電話による打ち合わせだけで顔を合わせたことはない。
電話だけなら往復で10回は話だけはしているらしい。

内容を聞けば、それなりの規模のもの
予算を聞けば、当然、それなりの金額にもなる。

しかしながら、
積極的なアプローチ(=営業活動)などするはずもない私とウチの会社。

理由は簡単である。
どれだけもっともらしい活動を掲げていたとしても
どれだけ仰々しい肩書であったとしても
私が市民団体とカテゴライズされる人たちを好きになれないから。


「どうせ、他の制作会社に決めるだろ?」と見込んでたわけで。


そんな意に反し、先方から正式な発注があった。

正式に依頼されても気が進まない。

「じゃ、もう一回断るチャンスを与えよう!」
とばかりに、最近の業界相場を無視した金額をふっかけてみた。

またまた意に反し「OKです。」と即答。

最近になりウチのスタッフも皆多忙を極めてることもあり
胡散臭さも多分に残ってる。
打ち合わせには私が行くことになった。



そんな経緯の後、
約束のホテルに出かけようとすると、大社長のユウ君が
「Mitsさん!ジャスミン連れてってください、勉強で!」

知ってる人は知ってる久々登場のジャスミン。
彼女はこの4月から正式にウチの会社に入社している…アホな女だ。


どうやらユウくんとジャスミンの間では昨日から練られた作戦らしい。

Mitsが交渉の途中でキレちゃうかもしれないから。という危惧の元。


時間には厳格な私。
待ち合わせでは絶対に相手を待たせない。
これは17歳のころからの信条。
この日も約束の14時、その30分前には到着。

もちろん、相手はまだ来ていない。
ラウンジで冗談半分にジャスミンに言ってみた。

「ビールでも飲むか?」
言葉なく、眼だけでそれを否定するジャスミン。


仕方なく頼んだコーヒーが無くなる頃、
時計を見ると既に約束の時間3分前。

それらしい人物は現れない。


もう一度ジャスミンに言ってみた。
「ビール飲んでもええんと違うか?」

今度は目を合わせることも無く完全スルー。

仕方なくコーヒーをおかわり。


14時30分ころ、2杯目のコーヒーも無くなる。

丁度そこにホテルのウェイターが声をかけてきた。

「失礼ですが、○○のMits様ですか?」
「お待ち合わせの方がお越しです。」


気のせいだろうか?
私の隣から、「チッ」という舌打ちのような音が聞こえたのは確か。

「いや~、申し訳ありません。遅れて・・・。」
代表とそのスタッフ女性2人に
お愛想の言葉を出そうとしたところでジャスミンが口を切る。

「いえ、大丈夫です。」
「○○のMitsと、私ジャスミンです。この度はよろしくお願い致します」


いつの間にかこの場を仕切ってる女。

「じゃあ、早速ですが契約書を作ってますのでご確認いただいて」


このタイミングで相手代表が言う。

「今日も暑いですね~。」
「不謹慎ですが、私ビール頂いてもイイですかね?」

「・・・」
それまで仕切っていたジャスミンの反応がない
大きめの目を更に開き、眉は釣り上がってるし・・・。

私が代わりに答えておいた「どうぞどうぞ!」


相手スタッフの女性が言う。
「その前に、少々お願いがあるんですけど・・・」

「金額を少し下げていただきたい。」
「それから、支払期日を完成後の3ヶ月後にして頂ければ幸いです。」


「ご契約内容はお電話で再三の念押しをさせて頂いたはずですが」
「この機にそれを言われてもそれを飲み込むことは出来かねますが・・・。」



「それを承知で申し上げています。」


私の顔色を見ることも無く、
私に回答を求めることも無く主張を続けるジャスミン。


しばらく放置して、ジャスミンと相手スタッフのやり取りを楽しむ私。


ようやく
ジャスミンが横にいる私の顔を見たとき・・・

どうやら、それが「私これからキレます!」の合図だったようだ。。。


「私ども金額的にも内容も誠意を示しているつもりです。」
「事前におっしゃっていただければ、検討の余地もありました。」
「それを今になって言われることに困惑しています。」


と、私に言わせれば100点満点の受け答えかと思った瞬間・・・


「だいたいですね~30分近く遅れて来られて簡単な言葉だけで 」
「しかも交渉の場でビールって???」
「おかしくないですか???」

「もしかして、うちを下に見てますか?」


大きなため息の後、ジャスミンが言う
「これだけの値引きと支払い延期となると、もう一度損益計算せねばなりませんので1日ほどお時間ください。結論は明日にでもご連絡します。」

ときっぱり。

慌てた相手代表が「Mitsさんも同じご意見ですか?」


「95点くらいでしょうか?」
「付け加えるとしたら・・・答えを持ち帰らなくても、この場で今回は御縁がなかったと言うべきだったでしょうか?そこだけですね!」
「でも、彼女がそう言ってますんで明日中にはご連絡いたします。」

既に帰り支度を始めているジャスミン。
そしてウェイターを呼び一言
「すいませんが、伝票分けてください、コーヒー4杯とその他で・・・」
「それでコーヒー×4の領収ください。」


相手に意思を伝えるには十分すぎるほどの怒りに満ちた声。


足早にホテルを去るジャスミンの後ろをついて歩く私。

途中の商店街でも何かの怒りがおさまらないのだろう
舌打ちとため息の「はァ~~」を繰り返す女。

その横で笑いを堪えるのに必死な私・・・

あまりに繰り返す「はァ~~」に、不謹慎にも妙に艶っぽく聞こえたわけで…



商店街の一角で急に立ち止まるジャスミン。

最近出来たばかりのスタンディングBarの前で

「ビール飲みたいんですよね!1杯だけ飲みましょう!私が奢りますから・・・」


実に頼もしい。


こういう気骨な女であることを改めて知った。

1杯と言う提案に対し
「3杯奢ってくれるなら付き合ってやるよ!」

と我ながら洒落た答えを返しておいた。



この女
もっと大きいステージで仕事ができるはずなんだが・・・




成長が早すぎる女。








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