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インド 火星探査衛星打ち上げへ8月8日 4時16分
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インド政府は、来年にも火星探査衛星を打ち上げる計画を閣議決定し、アメリカなどが火星の探査計画を推し進めるなか、経済だけでなく科学技術の分野でも、世界の大国入りを目指す狙いがあるとみられます。
インドの首相府によりますと、インド政府は火星に向けて無人の探査衛星を打ち上げる計画を、8日までに閣議で決定したということです。
計画の詳細は明らかにされていませんが、現地の報道は、探査衛星の打ち上げは早ければ来年11月に行われ、300日ほどかけて火星に到達したあと、その周りを飛行しながら地質を調べたり、生命の痕跡がないか調査したりする計画だと伝えています。
インドはこれまでにも、地球の周囲を回る通信衛星などを打ち上げているほか、2008年10月には、月探査衛星の打ち上げにも成功しています。
今回、インドが火星探査衛星の打ち上げに乗り出す背景には、アメリカなど各国が火星の探査計画を推し進める中、経済だけでなく科学技術の分野でも、世界の大国入りを目指す狙いがあるとみられます。
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