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J2上位を快走!湘南・チョウ監督(5月9日)
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【グラニュース】ピクシー「なでしこ見習え」2012年8月8日 紙面から 名古屋グランパスのドラガン・ストイコビッチ監督(47)が7日、ロンドン五輪で決勝進出を決めたサッカー女子日本代表を引き合いに出し、「あれがプロだ」と選手に檄(げき)を飛ばした。8日にはヤマザキナビスコカップの準々決勝第2戦・清水戦(瑞穂陸)が控えている。ひたむきな戦いで快進撃を続けるなでしこを手本に、タイトルへの第一関門を越える。 勝ちたいのなら、なでしこを見習え。練習を締めくくる円陣でストイコビッチ監督がおもむろに口を開いた。「君たちは昨日の試合を見たか。あれがプロだ」。日本時間7日未明に行われたサッカー女子日本代表の準決勝。フランスの猛攻を耐え抜いた一戦こそが、教材だった。 ストイコビッチ監督にとってなでしこはお気に入りのチーム。五輪の試合はほぼ欠かさずテレビ観戦している。「FWには大儀見と大野がいる。DF熊谷はベストプレーヤーでウチが契約したいくらい。沢が真ん中で、宮間もいい。バランスが取れている」と語る。 さらに評価しているのが精神的な強さ。「フィジカルでは相手にアドバンテージがあるが、技術と戦術のクオリティーが高い。何より、ファイティングスピリットと高いモチベーションを持っている。精神力では男子と同じ」と絶賛した。 日ごろから選手に対し、技術以上に闘争心を求めるのがピクシー流。「Jリーグの選手にもなでしこを見習ってほしいね。勝者であるためにはファイティングスピリットがなければダメなんだ」と力説した。 「なでしこを見習え」という指揮官の檄は選手のプライドを刺激した。主将のGK楢崎は「精神的な強さがなければ勝てないということ」と表情を引き締めた。清水にはアウェーでの初戦(7月25日・アウスタ)に1−0で勝って優位に立っているが、気の緩みはない。ホームでたたきのめし、4強へ駒を進める。 (木村尚公) PR情報
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