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【芸能・社会】

時空超えて共演 舘ひろし 没後25年の石原裕次郎さんと

2012年8月8日 紙面から

裕次郎さんの代表曲「嵐を呼ぶ男」をジャズアレンジで披露した舘ひろし=東京・麻布台のスタジオで(石井裕之撮影)

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 ソロデビュー35年を迎えた俳優で歌手の舘ひろし(62)が、没後25年になる石原裕次郎さんの名曲をカバーしたアルバム「HIROSHI TACHI sings YUJIRO」を9月26日に発売することになり7日、東京・麻布台のスタジオで公開レコーディングを行い「嵐を呼ぶ男」を取材陣に披露した。

 舘にとって7年ぶりのアルバムで、「嵐−」のほか、「銀座の恋の物語」「わが人生に悔いなし」など10曲をカバーし、収録曲の総売り上げ枚数は推定1600万枚になるヒット曲集だ。1958年1月にレコード化された「嵐を呼ぶ男」の楽曲中にある、「この野郎、かかって来い! 最初はジャブだ…」といった裕次郎さんの名セリフを当時の音源から再び使用し、半世紀以上の時空を超えた“共演”も実現する。

 舘は「私ごときがカバーをやっていいのかという問題はあるが、石原さんが亡くなって25年の節目にアルバムを作ることができてうれしい」と感激の面持ちで語り、7月17日の裕次郎さんの命日には墓前に報告したという。アルバムには、舘が作詞作曲したオリジナルの未発表曲「甘い生活」も収録される。

◆「日本の女性は強い」なでしこを大絶賛

 舘はこの日、ロンドン五輪のサッカー女子準決勝でフランス代表に勝利した日本代表(なでしこジャパン)の活躍について、「日本の女の子は強い」と大絶賛した。沢穂希選手を「応援してます。ほかの選手を引っ張っていく力がすごい。見習いたい」とたたえ、「体の小さい日本人が、世界で頑張っているところは勇気をもらいます。つくづく日本の女性は元気だなと思います。頭が上がりません」とたたえた。

 

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