◇新日本プロレス G1クライマックス第5戦
▽18選手出場▽7日▽仙台サンプラザホール▽観衆2500人
Aブロックでは、史上3人目の現役IWGPヘビー級王者Vを目指す棚橋弘至(35)が矢野通(34)をハイフライフロー(ダイビングボディープレス)で破り、3勝目を挙げた。5日の大阪大会ではノア・丸藤正道との“天才対決”に敗れたが「負けは引きずらない。新日本のエースだから負けるわけにはいかない」と、反攻ののろしを上げた。
ラフファイトを得意にする矢野の攻撃を切り返し、スリングブレイドでペースを握った。このところ20分近い試合が続いていたが、この日は14分余りで料理した。勝った後の恒例になっているエアギターのパフォーマンスは、試合時間と同じくらいかける熱演ぶり。真っ最中の仙台名物・七夕祭りに花を添えた。
一方、Bブロックでは昨年準優勝の内藤哲也(30)にアクシデントが発生。メキシコから参戦しているルーシュ(23)との対戦で、スターダストプレスの着地に失敗。これが響いて2敗目を喫した。左膝を痛め、担架で運び出された。最悪の場合は残り試合欠場もありえる。
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