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がれき受け入れ不要 計画白紙

東日本大震災で発生した岩手県の木くずなどのがれきの受け入れを計画していた苫小牧市は、すでにがれき処理の見通しが立ち、受け入れる必要がなくなったとして、計画を白紙にすることを明らかにしました。
苫小牧市では、岩手県の宮古市周辺の４つの市町村の木くずなどを独自の安全基準を設けた上で受け入れることをことし５月に表明し、住民説明会などを開いてきました。しかし、環境省がきょう公表した、がれきの処理計画などを見直した工程表で、岩手県の木くずなどの広域処理の見通しが立ったことなどが明らかになりました。
これを受けて苫小牧市の岩倉博文市長が７日夕方、記者会見し、岩手県からのがれきを受け入れる必要がなくなったとして、受け入れ計画を白紙にする考えを示しました。
岩倉市長は「これまでがれきの受け入れのために準備を進めてきたので、ある意味残念だが、広域処理しなければならないがれきが減っているのは喜ばしいことだ。今後も、被災地の復興に向けて出来るかぎり支援していきたい」と話していました。

08月07日　22時19分

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