黒子のバスケ −太陽のColor Creation− (縦横夢人)
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日の出とともにカゲは成す


「MAJIバーガー」

そこは世界でも常識とされるほどのハンバーガーショップのチェーン店であり、老若男女全ての人が通う店である

そこで火神は山ほどのハンバーガーをトレーにのせ、先程聞いた話を思いながら空いている席に座ろうとしていた

(《キセキの世代》ね・・・。
そいつらならもしかして・・・)


と席に座り前を見ると、


「どうも。・・・育ち盛りですね」

「ぐおっっ!?」ドキーン


・・・いつの間にか先程考えていた《キセキの世代》と思われる黒子が、本を片手にバニラシェイクを飲みながら同じ席に座っていた


「どっからっ、つか何やってんだよ!?」

「いや、ボクが先に座ってたんですけど・・・。
人間観察してました」


どうやら火神が気づかず相席してしまったようだ
・・・てか黒子、人間観察って・・・


(こんなのが日本一の・・・!?
・・・つーか、は? 人間観察!?)


・・火神、ツッコまないであげて・・・(涙)


「・・・まぁいい。
それより、これ食ってからツラ貸せよ」



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その頃リコは日向達と別れ家に向かっていたが、その頭の中は黒子のことでいっぱいだった


(・・・あれはどーゆーこと? 彼は何者なの?)


“能力値が低すぎる!!”


そう、リコが黒子の体を視た時、そのステータスの低さ(・・)に驚いていたのだ

パワーが25弱、スピード30、柔軟性が50手前
そしてLv14/15

とパワーはあまり期待していなかったがそれ以外の二つも平均以下という結果で、正直何故帝光にいたのかと不思議に思っていた


(全ての能力が平均以下・・・しかもすでにほぼ限界値なんて・・・。
とても強豪高でレギュラーをとれる資質じゃない!!


  一体―――――――!?)


そう思考するリコだが、今は答えは出なかった・・・



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あの後火神と黒子はMAJIバーガーから移動し、近くの公園にあるバスケットコートで向かい合っていた

「お前・・・一体何を隠してる?」

「?」

「オレは中学二年までアメリカにいたが、こっち戻ってきて愕然としたよ・・・レベル低すぎて・・・。
オレが求めてんのはお遊びのバスケじゃねー! もっと全力で血が沸騰するようなバスケがしてーんだっ!!



黒子は何も言わず、ただ静かに火神の話を聞いていた


「けど、さっきいいこと聞いたぜ。同学年に《キセキの世代》ってやつらがいて、お前はそこのチームにいたんだろ? 久しぶりに興奮したぜ、あいつ(・・・)に会った時は・・・」

「・・・(ピクッ)」

「はっ、その反応は知ってる奴か。あいつとはまた今度にして・・・」

「・・・!」 ポン


と火神持ってきたボールを黒子に投げ渡す


「オレもはある程度、ヤル奴(・・)を匂いでかぎ分ける。
が、お前はおかしい。弱けりゃ弱いなりの匂いがするはずだ・・・。それでもお前からは何も匂わねー。強さが無臭なんだ!」


火神はそう言上着を横へ脱ぎ捨てる


「確かめさせてくれよ!
お前が・・・《キセキの世代》ってのがどんだけのもんかっ!!」


火神は好戦的な笑みを黒子に向ける


「・・・奇遇ですね」


ボールを渡された黒子もまた上着を脱ぎ火神に答えた


「ボクもキミとやりたいと思っていたんです


   《1対1》                           」









――――――って、

「はぁっ!?」


“しっ・・・”


シュートを撃てばはずし・・・


“――――しっっ・・・”


奪う以前にドライブでとりこぼす・・・


“死ぬほど弱えぇっ!?”
ベシッ


火神はシュートを撃とうとしている黒子のボールを、ハエはたきのように片手ではじく



(体格がなくても得意技や特徴を極めて一流になった選手は何人もいる。
が、コイツはドライブもシュートも素人に毛が生えたようなもんだ・・・)

“取り柄もへったくれもねぇ・・・!!
話になんねーっ!!!”


「ふざけんなよテメェ!!話聞いてたかっ!?
どう自分を過大評価したらオレに勝てると思ったんだオイっ!!」

と火神は掴みかからん勢いで黒子に詰め寄って行く


「まさか」


それに対し黒子は、

「火神君の方が強いに決まってる」 フゥ


当然、という顔をしながら一息吐きながら答えた


ブゥチィッ!!


と火神の方から音が聞こえた。どうやら怒りの限界を超え血管が切れてしまったようだ
こめかみ部分から血が噴き出していた


「ケンカ売ってんのかオイ・・・どういうつもりだっ!?」

「火神君の強さを見たかったからです」 キラーン

「はぁっ!?」

と黒子のなんでもないような態度に火神は怒りを通り越して呆れた


(ったく、どーかしてたぜオレも・・・。アイツに会ったせいか過度に期待しすぎた・・・。ただ匂いもしねーほど弱いだけかよ、アホらし・・・)
「あーもういいよ。弱え奴に興味はねー。
ただ、最後に忠告しといてやる・・・」


火神はさっきまでの興奮が冷めたようで、理由がわかると上着と荷物を持ち、帰る前に黒子に声をかける


「お前、バスケやめた方がいいよ」


と黒子に残酷な言葉を投げかける


「体格や気持ちとかどーこー言うつもりはねーが、努力だのなんだのどんな綺麗事言っても世の中に才能ってのは厳然としてある(・・)。
オマエに才能はねぇ」
(ま、アイツは小さくてもなかなかやりそうだからな。アイツには期待してもいいだろ・・・)

これからのためにもやめて別のこと行くんだな、と言い渡し火神は帰ろうと黒子に背を向けて歩き出す

黒子は数秒沈黙していたが、帰ろうとする火神の背に向けて答えた


「それはいやです」

「・・・あぁ?」


と火神はいらつきをこめて黒子に顔を向ける

しかし黒子はそんなもの関係ないという顔で言った



「まずボクバスケ好きなんで。・・・それに《彼》と約束もしたんで」

「約束?」


と火神は疑問をあげるが、黒子その約束を思い出していた



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



――――お~いクロ、どした?

――――・・・


体育館の入り口
そこでは黒子と一人の男子が向かい合っていた


――――・・・キミが行ってしまうと、なんだか皆バラバラになってしまいそうな気がして・・・


黒子はそう言うと下を向く

その男子には外から日の光が照らし、黒子にはその胸にある思いと同じように影が覆い、二人を分けるようにしていた


――――ん~そんな心配しなくてもいいんじゃない? 楽しそうにやってるし、仲良しだよ皆 


そう彼はなんでもないように言うが、それでも黒子の不安は晴れなかった


――――ん~じゃあさ、約束しない? 

――――約束・・・ですか?

――――うん。こっち帰ってきたら、《皆でまた一緒にバスケしよう》よ!

――――っ!! はい、また皆で一緒にしましょう


確証はない、しかしその笑顔にはいつも
希望を与えられ、心のモヤを晴らしてくれる


それを示すように日の光が黒子をも照らし出した




~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~




黒子は昔を思いだし、そして火神に自分の重要な部分を話し出す


「それに見解の相違です。ボクは誰が強いとか、どうでもいいです」

「んだとっ・・・!?」

「ボクは君とは違う」


そう言った黒子は後ろからの街灯により照らされた自分の下を見て言う


「ボクは《カゲ》だ

《太陽》(カレ)や《光》(みんな)があるからこそボクがいる」

「・・・?」


黒子の表情は光によって見えず、火神には何がなんだかわからなかった・・・



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明けて翌日・・・

朝から晴れていたが昼頃から曇り始め、部活が始まる時には雨が降っていた


「ロード削った分、練習時間余るな・・・どうする? 監督・・・」


バスケは基本コートがある体育館でやるのであまり関係なかったが、部活の開始は外でロードワークから始めていたので、雨が降っている今日はロードワークを削って中で練習を始めたのだ

そのため練習終了後は時間が余るため、どうするのかを日向は聞きにきたのだ


「うーん・・・
(一年生の実力も見たかったし・・・)
ちょーどいいかもね。
5対5のミニゲームやろう!

  一年対二年で  」


とリコは提案する

ステータスは視れても実際にやってみないとどれほどの実力か把握しきれないし、一年対一年ではまだチームワークができていないので、いっそのこと勝てないと思える状態でやらせるのである。その追い込まれる状況の中で、どれほど怯えずに自分の力が発揮できるかを見極めるためでもある


「センパイと試合って・・・!?

「そういや覚えてるか!? 入部説明の時言ってた去年のセンパイたちの成績・・・」


去年“一年だけで決勝リーグまでいってる”って!?


「マジでっ!?」

「普通じゃねーぞ、ソレ・・・」


そう、部活は去年できたばかりだが、誠凜男子バスケ部は去年決勝リーグまで勝ち残ったのだ

しかも注目するのはそこだけじゃない

他の高校は二年、三年と一、二年間の練習量の差と成長による体格差があるのに対し、誠凜は経験者がいたけれど初心者もいたのだ

その差を一年、いや実際は三ヶ月ぐらいの期間で差を同等に・・・いやそれ以上にしたのだ

これは才能だけでは片付けられない、まさに努力と根性、そして戦略による結果だろう


・・・まぁ、何かあったらすぐ練習三倍とか言う鬼コーチがいるのだ、日向達は地獄を味わったのだろう。
「さぁ、さっそくやるわよ!」





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と、いうわけで一、二年に分かれてみんなゼッケンを付け終えたようだ


(さ~て、ルーキー達はどこまでやれるかな?)


もちろん審判兼ホイッスルは監督のリコ様だ(つけとかないと後が恐いから・・・)


(・・・フン、まぁいいわ)


・・・バレてる?


「へっ、ビビるとこじゃねー! 相手は弱いより強い方がいいに決まってんだろ!」


もちろんこの男、火神は二年生の強さを聞いて燃え上がっていた・・・わかりやすい男である


「あぁんっ!?」

「うおぉっ、どうした火神!? いきなりこっち向いて!?」

「い、いや、何でもねぇ・・・」


・・・この男には大丈夫そうである

ちなみに主人公は今日はまだ来ていない。リコの方にも連絡が来てないらしく、無断欠席である


「まぁいい、行くぞ!!」


と火神の掛け声で中央に向かって行く


そしてジャンプボールから試合が始まっていく


ジャンプボールはその身長から火神が選ばれ(本人の希望もあり)、相手の方はゼッケン8番の二年生で、平均的な身長の人が出て来た。どうやらあちらは火神のことを考えて、火神が奪取後のボールを狙うようだ

が・・・


“ダンッ”  一人・・・

“ダダンッ” 二人、三人・・・、と間に体を入れ抜き去り・・・

“ダンッダダンッ キュッキュッ” 「うおっ!?」

四人目を体を左、右と動かし相手にフェイントをかけ、空いた相手の右側抜きそして・・・

“バッ ガバァ
――――ガッッンンッッ!!”

最後の一人をものともせずダンクを決めた


「う・・・」

『うおおぉっ!!!!』


これには味方の一年も、敵の二年、はたまた審判のリコも唖然とし、数秒の沈黙の後、両者のチームから驚愕の轟音のが響いた


「うわぁっ、マジか今のダンク!?」

「スゲェっ!!!」

「・・・!」

「・・・!!」
(想像以上だわ・・・!!
あんな粗けずりなセンスでこの破壊力!!)


これには昨日見ていた黒子も、視て知っていたはずのリコも驚いていた


「とんでもねーな、オイ・・・!?」
(即戦力どころかマジで化物だ・・・!!)


抜かれた日向たちも油断していた訳ではないが、その野生の虎のごとき迫力と強さを一番肌で感じていた



その後も一年は火神を中心に、いやパスを回し火神に繋げる作戦で二年を押していき、

<一年>11対8<二年>

という当初の考えとは間逆の結果となっていった



そんな中、活躍している当の本人は・・・


(だぁーっ、クソッッ!!虹織のやろうは今日もこねぇし!! いつになったらやれるんだっ!!)


・・・主人公のことを考えていたようだ。まぁ確かに初日以降全然会っていないので、気が短い火神には我慢の限界らしい
それに・・・


(んで昨日黒子アイツはあんだけ言っといてあのザマはなんだっ!? クソの役にも立ちゃしねぇ!!
神経逆なでされてしょーがねぇっっ!!!)


と黒子が一番イラつく原因のようだ

まぁ無理も無い、何せ今までボールをとられた時の多くが黒子からなのだ
現に今も・・・


“バチィッ”

「スティール!?
またアイツだっ!? しっかりしろーっ!!」


と12番の二年に真正面からとられていたのだ。ちなみにこれで五回目である

が、当の黒子は気にした様子もなく、ただ無表情にボールを追いかけていた・・・全く追いつかないが


(ザコのくせに口だけ達者っつーのが――――――)
「一番イラつくんだよっ!!」

「ッ!?」


と火神は先程黒子を抜いた12番のレイアップシュートに追いつき、上・から弾き出した


「うわっ、高っ!? もう火神止まんねー!!」

「――――――わけにはいかねーなー。
そろそろ大人しくしてもらおうか!」


とここで日向達二年生はある作戦を実行し始める


「っ!!」

『三人がかりで!?』


そう、日向達は火神を抑えるために、火神に対し三人でブロックし、火神へのパスをカットしだしたのだ

この作戦の上手いところは火神を円で囲み、火神のドライブの時は三人重なり壁となって進行を止め、他の一年生から火神へのパスを
遮断し、火神にボールを触れさせずに封じている

これは一年生が二年生に対抗できる火神を攻撃中心としているからこその作戦であり、この方法をとるとあとの四人はフリーで動けてしまう

しかし一年生は火神を除き技術が今の二年生に追いついていないので4対2でも止められ、チャンスがあれば火神についてる三人を使えばいいので攻撃も可能だ

何より動き過ぎて疲れてきた火神にはりつくことで、さらにスタミナを切れさそうとしている

何故なら火神しか突破できず、また火神自身の「自分で入れる」という性格もあり、このカコいから抜け出そうともがくだろうからだ

この作戦と技術、そしてチームワークはさすが二年生というところである



そうして火神を封じられたまま試合は二年生に点差を広げられていき、いまでは
<一年>15対30<二年>
となっていた


「やっぱり強い・・・」

「てゆーか、勝てるわけなかったし・・・」

「もういいよ・・・」

「っ!? 
もういいって・・・なんだそれオイッ!!」


と火神は簡単に諦めるチームメイトのひとりに詰め寄り、胸倉を掴み上げる

とそこに後ろから黒子が現れ、自分の膝をを火神の膝裏に狙いをさだめて――――









「ウェーーイ!!
おーーーっくれましたーーーーーーーーーー!!!!」


“ドオオオォォォォーーーーンンッ!!!!!!”







「落着いてください」

“カクン” 
「っ!? テメッ!! なにしやがん“メキャアッ” ブゥファァアァァァアァアアッ!!!!??」

“ヒューーーーン ダッダッダダダゴロゴロゴロゴロゴロ・・・・・・ガクッ”


“クルクル スタッ!!”

「っと! うぇい!」




辺りは氷河期のような沈黙と寒さが支配していた


今のをスローで確認してみると、黒子が膝カックンで火神を崩す

と同時に黒子達の後ろの両開きのドアを(言葉のまんま)蹴破りながら少年登場

     ↓

火神は怒りの限界からか先程のドアが開く(・・・壊す?)音と少年の声が聞こえずに後ろにいる黒子に詰め寄ろうと振り向く―――――が、黒子は膝カックンしたままなので背が低いままであり、しかし火神は膝を立ち上げて振り返っている―――――つまり黒子と火神の背の差が30cmほどになり、その黒子の頭ギリギリ上を勢い余った(余りすぎた)少年が通り越して行き、振り返りながら喋っていた火神の顔にドロップキックが直撃(クリーンヒットォォォォッ!!!!)した

     ↓

火神は少年の蹴りの勢いそのままに10mほど飛んでいき、減速して床を数回撥ねるて5mほ転がって止まった(意識はあるかどうかわからない)
     ↓

その後少年はくるりと後ろに一回転し新体操選手ばりに着地した





・・・・ということが起きたのだ






『かっ、火神ぃぃぃぃーーーーっ!!!??』


と、先程の状態からとけたみんなが一斉に火神の下へ駆けていく

が、黒子だけは驚きに目を見開き、震えていた


「おいっ、火神、しっかりしろっ!! 大丈夫かっ!? ってうおおぉっ、くっ、首があぁぁ!!!?? 何かふにゃふにゃしてるうぅぅーーーー!!!!」

「かっ、顔の方もテレビに流せない〔自主規制〕が入るほどグチャグチャにいぃぃーー!!!!」


と意識と共に命すら失くしそうな状態らしく、日向達が懸命に蘇生していた


「ちょっ、ちょっと君何してんの!?」


とリコが少年に詰め寄る


「うぇーっと、時差ボケがまだ治らなくて、気づいたらもう夕方になってたから急いで走ってきて何とか着いたんだ。いや~何とか間に合ったみたいでよかったよかった」

「いや、間に合ってないし!?
学校忘れてるし!?
てか火神君が間に合わなくなるし!?」

「おぉー、三段ツッコミ!
けど火神って誰?」

「今さっきキミが蹴った人よ!? アンタなめてる!?」

「いや、なめたら汚いよ?」

「真面目に答えられた!? えっ、なんでわたしツッコまれてるの!?」


わかんない~!? とリコは頭を抱えだした。それに対し少年は「うぇい?」と首を傾げていた

こいつ・・・天然である









「あのっ!」

「ん?」


と黒子は少年を呼びかけ、ある質問をした。そこには確信したと思いながらも、どこか不安が残る顔をしていた


「《太陽君》・・・だよね?」









「あぁ・・・
ただいま、《クロ》

《約束》、守りに来たぞ」







ここで二人は二年ぶりの再会を果たした・・・









「あー、シリアスな再開の途中悪いんだけど・・・」


とそこで横から日向が割り込んできた

どうやら火神は蘇生し終わった様で、鼻に絆創膏を張って眠っていた

・・・ギャグ補正って素晴らしい・・・


「火神の奴まだ意識戻らなくてな。誰かそっちから代わりを出してくれないか?」



とそこで太陽は黒子を見る


「おぉ・・・さっそく約束が果たせそうだ!」

「うん!」


黒子もまたそれに答えるように頷いた

そして太陽は日向に向き直り、言う




「アフリカから日本に帰ってきましたっ!! 
元帝光中出身!!
これからは誠凜高校一年生、男子バスケボール部所属っ!!

《虹織 太陽》
(にじしき たいよう) 


ですっ!!!! 
これから一緒に頑張って強く、
そして何より楽しくやっていきたいので、
よろしくお願いしますっ!!!!!」



と頭を下げた

先程ののんびりした雰囲気はなく、キリっとした顔に少し驚く日向だが、その気持ちいい挨拶に一つ頷くと、ゼッケンを渡した

太陽は上着を脱ぎ、ゼッケンを着ると一年のチームの方へ歩いていく









いつの間にか空は晴れ、日の光が電灯と共に太陽を照らし出す















日の出とともにカゲは成す












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