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100ベクレルを超えないように
焼却の仕方を調整することを決めた |
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東日本大震災で発生したがれきの処理をめぐって、富山地区広域圏事務組合は焼却したあとの灰の放射性セシウム濃度が1キログラムあたり100ベクレルを超えないように焼却の仕方を調整することを決めました。
震災がれきの処理をめぐって、富山市など5つの市町村でつくる富山地区広域圏事務組合は試験焼却の実施を決めています。
試験焼却の条件として、いったんは焼却灰の放射性セシウム濃度が、1キログラムあたり100ベクレルの基準値を超えた場合は岩手県に返却すると定めましたが、これに岩手県が難色を示したため、試験焼却の方法を見直すことにしていました。
具体的には、100ベクレル以下という基準は変えずに、1対9としていたがれきと一般ごみの比率を、がれきの割合を下げることで焼却灰の放射性セシウム濃度が基準値を超えないようにするもので、6日の広域圏の理事会で決めて県に伝えました。
石井知事「私の希望とすれば安全面の確保と住民の皆さんの理解が得られれば、遅くとも11月に試験焼却ができればありがたいと思う」
今後、岩手県がこの条件を了承し、富山県と契約を結んだ場合は、富山市の山本最終処分場近くの住民に向けて説明会を行うなどの手続きに移るということです。
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