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「カルロス」(CARLOS)(フランス・ドイツ映画):70〜80年代を怒涛のように駆け抜けたテロリスト・カルロスの半生記

 僕はある慈善団体(OSJ)の理事長をしていて東南アジアに多い口蓋口唇裂(みつくち)の子供たちのために日本の医師団を派遣して無料の手術を受けさせている。困っている人弱い子供たちに手を差し伸べるのが自分たちの義務だと心から信じている。
僕の友人たち、FCCJの従業員36人もが路頭に迷っているのを見過ごすことは出来ない。「都労委」で法的手続きをしているが、彼らは法的強制力が無い都労委など歯牙にもかけず、蛙の面にションベン。だから馘首を決め実行したボードとマネージメントが如何に人格的にも言動にも不適格で不適切かを読者に知らせ口コミで世間に認めて貰い、「馘首を取り消させる」ことを目的とする。
 日曜に受け取った外国特派員協会(FCCJ)ジョージ・バウムガードナー会長の僕への「警告状」で一番驚くのは「本協会は会員による人種差別的言動には厳しく対応してきたところです。しかし同ブログには悪質なる人種差別的言動が含まれています」。T従業員への人種差別的態度から発生した傷害事件容疑者で丸の内署の捜査を受けることになるだろうが、このFCCJ会長の過去の醜聞を会員の間で募集したが、凄い情報が集まる。
30年近くバーテンダーをしているハニフさんを紹介しよう。定年を過ぎ嘱託になっているので何か言うと中村GMがクビにするから口を閉ざしていて僕にも黙っている。あれはダン・スローンが会長だった時、バウムガードナーはハニフさんを苛めぬいた。連日「お前のサービスが悪い」、「給仕すると飯が不味い」、「教育程度が低い」、「お前の故郷のパキスタン(カシミール)は未開の土地だ」、「お前は色が黒くて不潔だ」などと痛ぶり弄び続けた。堪らずハニフさんはスローン会長に直訴し、会長はYGM立ち会いのもとバウムガードナーを呼び出し、ハニフさんに謝罪と、卑劣な行為を止めろと厳しく命じた。「それが嫌なら除名する」と通告した。フロントのM嬢はペイジングの仕方が悪いと衆人監視の中で罵詈雑言を浴びせられた。(M嬢は口を閉ざすが現場を見た人が証言する)。
こんな品性下劣で人種差別の男が「悪質なる人種差別的言動」を弄すると僕を責めるのだ。Look who’s talking! 腰巾着一派と組みプロキシ―を集めて3期連続会長(こんな長期政権は初めて)の座を占めて独裁政治を行っている。上記の叙述が事実誤認だとするならまたブログ消去を求めれば良い。ただそのためには誤認の「立証責任」が会長側にある(とコメントして来たご仁がいる。有難う。実際僕は返書の文面で例証を求めているが返事が無い)。僕には被害者、目撃者が多数いることをお忘れなく。
 「公益法人移行」や三菱地所の申し入れを受けて「丸ビル移行」について従業員組合UPCは抵抗している訳では無い。ただひたすらに従業員の斬首に反対し自分たちの生活を守ろうとしているだけだ。それなのにこの独裁政治とナチ顔負けの弾圧施策はどうだ。再び海軍兵学校の五省「至誠に悖るなかりしか」。スイスの傭兵には分からないかな?

 前置きが長くなったが今日の映画は5時間半の長尺「カルロス」。もともとフランスTV局CANAL PLUSのミニシリーズ三部作。それを劇場用に短いのは140分、長いのは330分の2本があり、カンヌでの特別上映した長い分を日本で公開するのだ。

 日本では余り知られていないが通称「カルロス」ことイリッチ・ラミレス・サンチェスの半生記。1973年ロンドンで大物財界人を殺害からはじまった欧州中東アフリカを股にかけて暴れ廻り、冷戦終了後どの国からも声がかからなくなり、1994年ハルツームで入院中フランスの特殊部隊に逮捕されるまでの20年間を描く。その間テロ14件、殺害83人、負傷者100人以上と言うから完全に狂ったテロリストだ。
 1部(98分)ではベネズエラの活動家サンチェスがコード名「カルロス」を名乗りプロの革命家としてのし上がって行く過程を描く。日本赤軍派のハーグフランス大使館襲撃の支援、オルリー空港でのイスラエル機砲撃、パリのトゥーリエ街の警官殺しなどをアクション劇で描く。
 2部(106分)がカルロスの名を一躍世界に広めた事件だ。西独革命細胞(RZ)パレスチナ解放人民戦線(PFLP)と連携しウィーンのOPEC本部を襲撃する。サウジアラビアのヤマニ石油相などアラブ諸国の有名政治家たちを人質にしてオーストリア航空機に詰め込む。アルジェリア、リビア、チュニジアなど拒否する国や受け入れる国を飛びながら世界のマスコミに訴え一躍ヒーローとなる。しかしアルジェリアから20Mドル(18億円)の大金を引き出すとあっさり人質を解放するカルロスに毀誉褒貶の嵐。
 3部(115分)はカルロスの女関係が描かれる。妻と愛娘を設けながら女にもてることを良い気になり浮気をしまくる。愛人のドイツの医学生を連れ回しながら売春婦と戯れる。英雄色を好むとは良く言ったものだ。だがベルリンの壁が崩れ冷戦が終わるとテロリストや革命家はどの国も要らなくなる。信じていた国から次々と追放されるカルロスは哀れだ。遂に1994年8月、スーダンで入院中フランス官憲に捕えられパリへ送還される。

 カルロス扮する無名の俳優、エドガー・ラミレスが熱演。1部に登場する20代のスリムで精悍な青年が3部ではブクブク太りヨタヨタ歩き体脂肪を抜く手術を受ける。その体重差が35ポンド(16キロ)ある。「夏時間の庭」など質の高いアート系の映画を送り出しているベテラン監督オリヴィエ・アサイヤスのスピーディな演出が良い。シーンを長く引っ張らず暗転で全く別の場面への転換は鮮やかだ。実話だけにテロシーンは強烈なインパクトがある。だがTV映画なのでカルロスの好色面は露骨に描かれていないのが残念だ。やはり茶の間に入る画面はアクションにしてもベッドシーンにしても穏やかだ。制作費は$18M(14億円)ハリウッドに較べればChicken food!

 ヒマな時間が6時間あればこの映画はお勧め、カルロスは未決で監獄に入っている。
 9月1日より渋谷のイメージフォーラムで5週間限定公開される。

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FCCJ会長よりファックスで2度目の警告書が送られて来た。明日正午までに削除し謝罪しなければ法的措置をとると。
こちらから文書でどの部分が「事実誤認」で誰に「名誉棄損」か聞いているが返事が無い。事実を確認しながら書いているので謝罪はしないが、削除はやむを得ないかもしれない。

2012/8/7(火) 午後 2:18 [ kj3*96*12 ]

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元従業員W・ハンター氏がフェイスブックに僕と同様の記述をしたら、FCCJからの脅しがあり現雇い主へ警告文を送ると言われ、キャンペーンを止めざるを得なかったと。まともなことが出来ないのに脅しだけは一人前だ。

2012/8/7(火) 午後 2:21 [ kj3*96*12 ]

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