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社会

「次は決勝や」なでしこへ熱い声援 大安亭市場商店主ら 

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なでしこジャパンの先制点に歓声を上げて喜ぶ大安亭市場の商店主ら=神戸市中央区八雲通5(撮影・斎藤雅志)

なでしこジャパンの先制点に歓声を上げて喜ぶ大安亭市場の商店主ら=神戸市中央区八雲通5(撮影・斎藤雅志)

 「勝たな特売がでけへん。何が何でも勝ってもらわな!」。ロンドン五輪・サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」に7人を送り出すINAC神戸の地元、大安亭市場(神戸市中央区)では7日未明、商店主ら十数人が準決勝をテレビ観戦した。フランスを2‐1で下すと、この日の市場挙げての安売りが決定。「忙しくなるで」と手を取り合って喜んだ。

 INAC神戸の沢穂希選手らが買い物に通っていたことで、一躍有名になった同市場。協同組合の事務所に集まった桑山鉄男理事長(69)らは「行け、川澄(奈穂美)さん!」などと顔なじみの選手に声援を送った。

 前半32分、フリーキックのこぼれ球を大儀見優季選手がゴールに押し込むと「乾杯や」と事務所は早くも祝勝ムードに。後半の追加点に「やっぱりなでしこは強い」と桑山理事長。「次は沢さんのシュートが見たいわ」と精肉店の前田洋子さん(61)も身を乗り出した。

 だが、その後フランスが得点。終盤は一方的に押される展開になり一同は肝を冷やしたが、なでしこは耐え抜いた。

 雑貨店の木津祐一さん(43)は「今日はしんどかった。僕ら、応援する側も最後まで気を抜いたらあかんね」と総括。「次は決勝や」と気勢を上げた。(黒川裕生)

(2012/08/07 10:43)

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