2012年08月07日

朝日新聞「いじめられている君へ」は効果なし

朝日新聞に「いじめられている君へ」「いじめている君へ」というコラムがあり、芸能人や著名人が自分の体験談などを語っています。

2010年にも群馬県で上村明子さん(12歳)がいじめにより自殺した時にも、同じようなコラムが登場し、事件が風化すると消えていったと記憶しています。

執筆された方には敬意を表しますが、いじめ自殺問題にどれほどの効果があるかを考えた場合、群馬県の例からも分かるように、甚だ疑問と論じるほうが正論であると思います。

その理由を説明します。

1、 当事者に届かない
私は講演会でこのように話してきました。「公民館などの公共施設にはポスターがたくさん張ってありますが、ポスターを張って何かを良くしようとする仕事のやり方は、一番楽で、一番効果がないのです」、と。

そして、このように続けます。「伝えると伝わるは180度異なります。ポスターを使って伝える方法は、キャッチボールで言えば、勝手にボールを投げただけです。相手がボールの存在を知らない場合があります。相手がボールを受け取ったことを確認して初めて、伝わるのです」

知恵のない公務員は、ポスターを足したり、標語を足したり、足し算ばかり考えます。それが一番楽な方法であるからです。いじめ問題も同じです。「いじめられている君」や「いじめている君」が読まなかったら伝わったことにはならないのです。

2、 いじめの定義が明確化されていない
新聞紙上でも論じられていますが、この問題の鍵を解くためには「被害者の受け取り方」という「絶対」をテーマにしなくてはなりません。
「絶対」とは、当然「神さま」です。太陽を神格化し「お天道様が見ている」などとも言いますが、「人間はこのようにできていて、このような事をされると、こうなる」という「被害者の受け取り方」を、「いじめられている君」や「いじめている君」に対し、「厳しく教える」つまり、しつける必要があります。
若い世代は、自分ひとりで思い悩むのが当たり前ですが、「こうすれば、こうなる」という規則性を教え込むことにより、いじめは減少するはずです。

3、 システム化されていない
以前に「IBS自殺防止システム」を提示しました。

「IBSいじめ 防止 システム」の概要を記します。

月に1度、全校生徒にテンプレート化された「告白文」「要望文」を提出させます。
いじめがあれば、先生がその生徒に提出された「告白文」を手渡し、先生二〜三人対生徒一人の面接を実施し、叱責指導します。
以後、改善が見受けられない場合には、教育委員会と連携し、いじめを行っている生徒を他校へ強制転校させます。

テンプレートの内容はこのダニエル論法に準ずればよく、「我慢すると自殺に追い込まれるほど苦しんでいます」ということを強調することです。

やってみませんか。いじめる者は必ず通報され、改善しないと強制転校になるこのシステムが怖くなり、「あそび」と違う自殺につながる極端な「いじめ」は激減すると思います。
http://dream333.seesaa.net/article/280293951.html

「型なしの日本方式」は心が荒廃した日本社会ではもう通用しません。「型ありのディズニー方式」を可能にさせるディズニーの知恵を日本社会に取り入れて欲しいと考えます。
posted by M.NAKAMURA at 14:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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