詐欺グループ名簿登載者に直接注意 鹿児島県警が戸別訪問
(2012 08/05 17:48)
電話口での冷静な受け答えを呼び掛けている鹿児島県警=鹿児島市鴨池新町
 鹿児島県警は8月、全国の振り込め詐欺などの犯行グループから押収した名簿に記載されていた県内の約600人を個別訪問し、注意を促す取り組みを始めた。名簿は複数のグループ間で出回っている恐れがあり、詐欺の標的になりやすい人に直接、被害防止策を伝える。
 全国の警察が、振り込め詐欺や投資詐欺などの捜査で押収した名簿を警察庁が集約し、居住地別に登載者をまとめた。管轄する都道府県警ごとに振り分けた延べ63万人分のリストを、7月から月1度のペースで送る。
 県警生活安全企画課によると、同庁が7月、最初に送ってきた名簿約600人分の内訳は、鹿児島西署約100人▽鹿児島南署約80人▽鹿児島中央署、奄美署各70人-などの順で多く、全28署にわたる。各署員は名簿の登載者宅などを訪ね、家族間で合言葉を決めたり、通話を録音して聞き直したりするなど対策を伝えている。
 警察庁によると、犯行グループは「名簿屋」などから購入した名簿をもとに対象者を選び、電話をかけていたとみられる。名簿には氏名、住所、電話番号などが記載されていた。一部には「夢見る老人データ」「リタイア層女性データ」「先物取引経験者」「未公開株購入者」「大手企業退職者」などの見出しが付けられ、「入院中」「株買わない」などと、詳細な情報が加えられた登載者もいるという。
 県内では今年3月末~5月、学校の卒業名簿をもとに電話をかけたとみられるオレオレ詐欺が多発。6月末までに振り込め詐欺が6件発生し、被害額は約850万円に上る。
 県警生活安全企画課犯罪抑止対策室の奥平三孝室長は「登載者は、被害に遭うリスクが高い。電話がかかってきたら、慌てず冷静に対応してほしい」としている。
 
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