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2012年8月6日(月) 19:50 |
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高松市でエネルギー意見聴取会
福島第一原発の事故を受けて、原発への依存度をどの程度にすべきか、将来のエネルギー政策について国民の意見を聞く意見聴取会が高松市で開かれました。 全国で最後に開かれた聴取会には、細野原発事故担当大臣も出席しました。
福島第一原発事故を受け、国は2030年までに原発への依存度をどの程度にするかという3つのシナリオを打ち出しました。 はじめに2030年までのなるべく早い時期に、原発への依存度をゼロにする「ゼロシナリオ」。 つぎに 2030年までに原発の依存度を着実に下げ15%にする「15シナリオ」。 最後に原発を一定程度維持し、2030年に原発の依存度を20%から25%にする20〜25シナリオです。 意見聴取会は、この3つのシナリオに関して国民の意見を聞くもので、高松では応募で選ばれた12人が意見を表明しました。 過去の聴取会の問題を踏まえ、電力会社の社員の参加はありませんでした。 意見表明した12人のうち6人が原発依存度を早期にゼロにするとしたゼロシナリオを支持しました。 全国で出された国民の意見をどう受け止めるのか? 国は早ければ今月中にも今後のエネルギーに関する政策を決定する予定です。
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